名言 その3 | 人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

ネットの海を漂う吟遊詩人になって
見知らぬあなたに愛を吟じよう

マリリン・マンソン

ミュージシャン

 

僕の作品は何時も批判を浴びる。僕が探求の対象を逆側から見るせいだ。

“極端”に触発される。性格ゆえか、僕の行為はすべて挑発的だ。

両極端な二つを扱うとき、僕の個性は輝く。対比させるんだ。 

混乱と秩序。美と恐怖。マリリン(モンロー)と(チャールズ)マンソン。

但し僕が扱うのは、コントロールされたカオスだ。 

竜巻は起こすが、移動させない。 

ドキュメンタリー映画「天才たちの頭の中 世界を面白くする107のヒント」より

 

 

世の中のしがらみを受けない子供を、ピカソは真の芸術家と評価しているように、

社会の枠組みの中で、獣性を押さえつけられて大人になっていく反動が、

多くのクリエイターに、ノンセンスな世界を芸術に求める要因になっています。

但しそれが過剰になると、カオスな迷宮の中で自分を見失ってしまい、

誰にも共感されずに、自己満足で終わってしまう事になります。

それでは、何故「マッドマックス」のようなカオスな世界観を表現した作品が、

マニアックなファンを生み出しているのか?

「コントロールされたカオス」というマリリン・マンソンの思想が、

その疑問を端的に言い表していると思います。

 

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