監督・脚本 ジョージ・シートン
原作 ヴァレンタイン・デイヴィス
音楽 シリル・モックリッジ、アルフレッド・ニューマン
編集 ロバート・L・シンプソン
撮影 チャールズ・クラーク、ロイド・エイハーン
出演 モーリン・オハラ、ジョン・ペイン、エドマンド・グウェン
1947年度 製作国 アメリカ 上映時間 1時間36分
1947年にジョージ・シートンがアカデミー脚本賞を受賞した本作は、
ファンタジーは現実に成り得るのかを、自分は本物のサンタクロースであると
言う老人を主人公に描いた、クリスマスシーズンに家族で観てほしい
ハートウォーミングな作品です。
本作は、1955年、1959年、1973年、1994年の4回リメークされていますが、
「サンタクロースを信じるかどうかについては個人の自由。
信じる人も信じない人も共にいるからです。
このような議論の多い問題については、アメリカの伝統に則って心を広く持ち、
偏見を失くしたい。」と劇中に登場する裁判長に、原作者の思いを代弁させて
いるように、インターネットの普及で2極化が進む現代社会の今こそ、
リメークされるべき作品だと思います。