2度目のシンガポール | 人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

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ネットの海を漂う吟遊詩人になって
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2月18日から4日間休暇を取って、5年ぶり2度目のシンガポール旅行に行ってきました。

前回と同様に、終日自由行動できる時間が2日間だけだったので、オプショナルツアーを

利用せずに、自分ペースで気ままに旅を楽しむことにしました。

ホテル(マリーナ・ベイ・サンズ)に到着したのは早朝でしたが、チェックイン時間が15時と

決まっていたので、スーツケースを預けて、ホテル内にあるフードコートで朝食を済ませてから、

地下鉄MRTに乗車して、最初の目的地であるユニバーサル・スタジオ・シンガポールに

向かいました。

10時開場前まで生憎の空模様でしたが、入場してからピタリと雨が止み、園内にいる間は、

一度も傘を差さずに済みました。

 

 

大阪のUSJに比べて絶叫系ライドが多くて、パレード等の人的アトラクションは皆無に等しかった

のが残念でしたが、平日で入場者が少なかったのか、「トランスフォーマ―・ザライド」や

「バトルスター・ギャラクティカ」等の人気アトラクションでも30分待つ事が無かったので、

時間にゆとりが出来たのは良かったです(間を開けずにライドしたので、めまいを起こして

しまいましたが…)。面倒だったのは、絶叫系のアトラクションでは手荷物を指紋認証式の

コインロッカーに預けなければならず(アトラクションの待ち時間と連動して、無料で使用できる時間が

デジタル表示されますが、「ジュラシック・パーク」のコインロッカーは最初から4シンガポールドル

必要)、初めて利用される方は操作に手古摺ると思います。

もう一つUSJとの大きな違いは、アトラクションの誘導員が不愛想で、園内のレストランは、

店頭メニューと実際に出てくる料理の見た目に大きな違いがあるので(味も今ひとつ)、

詐欺にあった気分になるかもしれません。

 

 

面積

【ユニバーサルスタジオ・シンガポール】
敷地面積:20ha
アトラクション数:19
開業:2010年3月18日

【ユニバーサルスタジオ・ジャパン】
敷地面積:54ha
アトラクション数:39
開業:2001年3月31日

参照:matome.naver

 

 

2日目は、5年前に訪れた時は建設中でオープンしていなかった、植物園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイに

立ち寄りました。

H・G・ウェルズの「タイムマシン」で描かれた80万年後の世界を彷彿とさせる園の、中心に聳立する

鉄塔スーパーツリー・グローブには、鉄骨を覆うように200種類以上の植物が栽培されていて、

日々生育していく過程で、塔の表情も変化して行くように設計されているので、訪問するたびに

新たな感動が生まれる仕掛けなっています。

園内には他にクラウド・フォレストとフラワードーム二つの有料施設があって、クラウド・フォレストは

高さ35メートルの人工滝が流れ落ちる中、熱帯雨林(世界で2・5%だけの雲霧林を再現)に生息する

土を必要としない着生植物が覆い茂っており、フラワードームでは、地中海性気候と半砂漠地帯に

生息する500種類以上(樹齢1000年以上の古代オリーブの木が目玉)の植物を観察することが

出来ます。

二つの施設は植物園と言うより、植物をテーマにした万博のパビリオンと言った趣で、植物に

興味が無い人でも楽しめる作りになっています。

この施設は、ライトアップされた夜景も見所で、スーパーツリー・グローブを使った10分間の

幻想的なショーのある時間帯は、光に照らされた空間が甘美な色に染め上げられて、

エデンの園と化していました。

 

 

2日目の夜は、チャイナタウンのスミス・ストリートの屋台で食事をしましたが、

ここの料理が一番美味かったです。

 

スミス・ストリート

 

ブッダ・トゥース・レリック・テンプル・アンド・ミュージアム

 

スリ・マリアマン寺院

 

パコダ・ストリート

 

2日間とも曇天で、朝と夕方に雨が降りましたが、観光に全く影響はなく、

新たなシンガポールを体験できた至福の旅でした。

 

 

宿泊先のマリーナ・ベイ・サンズ

 

追伸

帰り便のシンガポール航空で接客をしてくれた、生野陽子似の客室乗務員

(日本人ではありません)が、とてもキュートでした。

 


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