大変お久しぶりです。

学校も夏休みに入り、ブログちゃんとしようと思って・・・。


今回は映画です。

2008年公開。

監督、荻島達也

脚本、坂東賢治

原作、乙一


「KIDS」


出演

小池徹平

玉木宏

栗山千明


たった今見終わったんですが、レンタルで。

公開当時から気になっていたんですよねぇ。でも映画館に行く機会ないし、お金なかったし。


他人の傷を移動させることができる、小池さん演じるアサトと、玉木さん演じる暴れん坊?のタケオ、過去に消えない傷を負ってしまった栗山さん演じるシホ。

三人が、生きていこうともがく物語。



以下、軽くネタバレします。











それぞれのキャラクターがしっくりくるキャスティングで、見ていて簡単に世界観に引き込まれました。

小池さんの、ちょっと中性的で柔らかな笑みや、玉木さんの擦れた感じ。

栗山さんは、完璧な美人、なのに傷がある、という悲しい設定にぴったり。

それぞれが、初めてできた友達を救おうとして、支えようとして苦しむ姿や、楽しむ姿が印象的です。


画も、シーンに合わせたカラーがあって、とてもきれい。

光、というか、まあ照明ですね。その演出がすごいと思いました^^


そして、もう一つ印象的なのが、外傷による苦しみ。

内面的に傷つく、というシーンもありますが、やっぱり、外傷が多い。

その演技がすごい・・・!!

小池さん、本当にそのまま死んじゃうんじゃないかと思いましたよ・・・。

傷を移されて、崩れる瞬間とか、玉木さん・・・、ほんとに足折れたのかと思うほどで。



私自身も、何かを乗り越えた気になる、そんな映画でした。

何度も見たい。てか、今すぐもう一度見たいくらいwww

そして、もう一度見たらまた別のものが得られるだろうし、何か伝わる気がする。

そんなものでした。


よかった。