つい1、2年前の誕生日に。
指輪はペアリングで何度かあるけど、意外とネックレスはなかった。
その当時ブランド好きだった私にとって名前も知らないブランドのネックレスにさして喜びはなかった。
とりあえず、取り繕って喜んでみる。
きっと彼もそのことには気付いていただろうけど、特に何も言わなかった。
少し前にも書いたけど
青春少女漫画『君に届け』読んでいて
主人公爽子ちゃんの彼氏なる風早君が誕生日にネックレスをプレゼントしていた。
花より男子でも道明寺はつくしにネックレスをプレゼントをしてたことを思い出して、少女漫画でネックレスをプレゼントするのって定番なのかしらと思った。
そんな高校生やら大学生の男の子を見て男の子が女の子用のネックレスを買うのって結構恥ずかしくて勇気がいるんだって思った。
そんなことを考えていたら
私がもらったネックレスのことを思い出した。
その当時の彼は33歳くらい。
仕事場では鬼軍曹って言われてるくらいいかつかった彼。
そんな彼は小さなダイヤの入ったオープンハートのネックレスをくれた。
想像してみた。
学生でもなく女好きでもなかった彼はどんな気持ちだったのだろう。
私はそのネックレスを無くした。
彼と別れようと決めた時に。
捨てた訳ではなくて、いつの間にか見当たらなくなっていた。
家中を探したけど見つからなかった。
その当時の私は彼と別れるべきだというサインだと思った。
私は漫画を読み終えてから、家の中で思い当たるところを探してみた。
見つからなかった。
涙が出た。
きっと私は彼のことを一生忘れることはできない。
