2019年、あけましておめでとうございます。

楽しい仲間たちと集い、語り合ったことで、自分の隠されていた野望や希望が浮き彫りになった昨年末でした。

 

 

改めて新年一発目の記事は、わたしが西洋占星術とホロスコープに興味を抱いていった経緯についてお話していきます。

 

 

わたしは幼少の頃ありえないくらいの泣き虫&人見知りで、他人がとにかく怖いという、内向的な性格でした。大勢でワイワイと遊ぶよりは、一人でいる方が圧倒的に楽しくて心地よかったし、自分の家に他人が遊びに来ることが心底キライでした。

 

 

一人遊びが大の得意だったので、趣味は読書やマンガ、お絵かき。着せ替え。

人を介して遊ぶことより、自分ひとりで遊べること、自分の世界に入り込むことが大好きでした。

 

 

本を読むことが好きだったので、文字や漢字を覚えるのも同級生より早くにできていたし、本を早く読むことも得意。

そんな中、幼い頃に自分が欲しくて買ってもらった一冊の本がありました。

 

 

それが、【ギリシャ神話】の本。

ギリシャのオリンポスの山で全知全能の神ゼウスのもと、個性あふれる神々たちが織りなすストーリーが描かれたもの。

 

 

太陽神アポロン、愛と美の神アフロディーテ、海の神オリンポス……

みなさんも聞いたことのある名前があると思います。

 

 

そんなギリシャの神々の話がとにかくおもしろくて、何度も何度も繰り返し読みました。神様の名前は幼い脳にすっかり記憶され、わたしはそこから、ギリシャの神々の伝説に基づく星座に想いを馳せるようになります。

 

 

星座というのは、西洋占星術にあまり興味がない人にとっては、誕生日で区切られたひとつの象徴というイメージしかないかもしれません。

ですが、星座というのは実はギリシャ神話と密接な繋がりがあり、両者は切っても切れないような関係性になっています。

 

 

というのも、ひとつの星座には必ずギリシャ神話のエピソードが付随しているのです。そしてその神話のエピソードや話の結果が、そのまま星座の特徴へと引き継がれています。

 

 

 

幼かったわたしが、ギリシャ神話から星座へと興味が移っていったのは、こういう理由から。

そして星座を知っていくにつれ、12星座占いへと対象がリンクしていったというわけです。

 

 

12星座に興味津々だった小学生の頃、初めて12星座占いの本を買ってもらいました。

その本を読み込み、12星座の特徴を学びました。もともと学ぶことが好きで、覚えることも得意だったわたしにとって、興味のある知識を頭に入れていくことは、ある種の快感だったのです。

 

 

 

ちなみにわたしの太陽星座は山羊座

当然その本で何より知りたかったのは自分の星座の特徴だったわけですが、そこでがっかりしたのは、その本に書かれていた山羊座の特徴でした。

 

 

 

【真面目、コツコツ、地味】

【適職は弁護士、政治家、社長】

【努力家、野心家、現実主義】

 

 

 

 

 

どれをとってみても、子供のわたしにとって、何一つときめく要素がありません。

 

 

なんだ、このつまらん特徴……えーん

 

 

と、がっかりしたことを今でも覚えています。

さらに追い打ちをかけるように、【若い頃はパッとしない、大器晩成型】ときた。

それを読んでたのが子供時代だというのに、大器晩成と言われたところで、ときめくわけがない。先が長すぎる。

 

 

 

この内容に失望した幼いわたしは、いったん12星座占いから離れることに。

 

 

 

 

しかし、

幼い頃に好き好んでやっていたことというのは、実に根強いのです。

 

 

 

大人になってもふとした瞬間に、それに付随・関連するようなことに惹かれていく。なんだか気になってしまう。

 

 

わたしにとってのそれが、占いとお絵かきでした。

 

 

自然と調べていたのはホロスコープ関連のことと、中国の占い(四柱推命や算命学)だったし、興味と憧れの対象は、アーティスト。とにかく、自分で何かを創造している人に対する憧れが強かった。

 

 

自分では無意識のことのようであったけれども、確実に知識は蓄積されていき、占いに関してはすべて独学でやっていきました。ネットを見れば情報がゴロゴロ転がっているこのご時世、自分で学んでいくことには全く抵抗がありませんでした。

 

 

そんな中、昨年よりホロスコープリーディングを始めました。

ホロスコープは知れば知るほどに奥が深く、読む人によって全く違う内容となる。その表現方法もリーディングする人に委ねられるため、詠む人の価値観やモノの考え方によっては、表現にものすごく違いが出る。詠む人の知性や表現力、感性もそこに大きく関わる。

 

 

 

今は、それがリーディングの面白さだなと思ってます。

 

 

例えば頭ガチガチの古い価値観の人の星詠みと、常識がブッ壊れててフリーダムな人の星詠み。情感たっぷりに人に寄り添うタイプの星詠みと、依頼人と自分を切り離すタイプの星詠み。

 

 

ちなみにわたしの星詠みは、どちらも後者寄りです。

 

 

それはわたしの太陽星座が山羊座であるということと、月星座が獅子座ということに由来しているのかもしれません。

この二つの星座は、ドライタイプに分類されるものだからです。

 

 

昔に比べれば、圧倒的に星詠みが日常に浸透してきたこれからの時代、リーディングされる側も、リーディングする人を選んでいく時代だと思っています。占いができる人が世にゴマンといる中、どの人に頼むか?というのは、とても大事なこと。それを有名度や知名度ではなく、自分の感性に委ねて選別していく。それが大切なことじゃないかなと思うのです。

 

 

今年はそんな自分の経験と知識、感性を融合させた独自の占いメソッドを提供していこうと思っています。

これが2019年の夢のひとつ。

 

 

今年も、みなさまにとって幸と実りある一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます宝石紫宝石赤宝石紫