この頃、自分のイラストをちょこちょことブログにアップできるようになりました。



実はわたしは子供のころ、
暇さえあれば絵を描いていました。



小さい頃はひどく引っ込み思案で、引きこもりがちな性格だったこともあり(知ってる人は嘘だろ!と思うだろうけど 笑)家にこもって、一人で絵を描いてるのが一番ホッとする時間でした。



だけどある事がきっかけで、それを止めるようになったのです。
(これについてはまた後日)



それ以来、オトナになってからはすっかり、絵を描くことからは遠ざかっていました。



だけども、これも今まで気づいてなかったんだけど、



そういえばわたし、
絵を描いてる人がずっと、
羨ましかった。



なぜか昔から美術館や絵画に惹かれていたし、ステキなイラストを描いてる人が目に留まる。美大にも憧れがあり、美大の広告やイベントにはつい足を止めてしまう。



画材を見るのも好きだし、お店に置かれているフライヤーもいちいちチェックする。街に出れば、ポスターや広告に目がいく。自然の景色よりも、建物や人の手を介して作られたものに興味が湧く。着物の色合わせや、模様にも。



これをずっと、無意識にやっていた。
だから周りの人も、そういうもんだと思っていた。



だけど、違うのだ。



みんな一人一人興味の対象は違っていて、同じ場所にいてもそれぞれ、違う景色を見ている。



わたしは広告や美術に目がいくけど、興味のない人なら、そこには視線すら動かないだろう。



街を歩いていても、美人やイケメンに目がいく人もいるだろうし、ファッション、クルマ、広告の文字、ビジネスの動線、人の集まり具合、接客の仕方、自然の景色や海や山、街の景観などなど、どこに目がいくかはすべて、一人一人違うんだ。



そして
わたしにとってのそれは、
アートやイラストだったんだと。



なんで今まで気づかなかったのだろう。











そのきっかけは、先日参加した集まり。
そこにいたメンバーがわたしの落書きを褒めてくれて、主催のゆりさんに至っては、ブログにまで取り上げてくれて。
(ほかにも書いてくれた人がいる♡みんなありがとう!)




この時いただいたのは、ホントにありがたい言葉だった。



置き去りにしてすっかり忘れていた存在が、壁からちょこんと顔を覗かせて、もう出てもいいかな?って待っていた感じ。



もちろん今の時点では、イラストで金銭的に何かを生み出してるわけじゃない。
むしろ1円にもなってない。



だからしょっちゅう、エゴが意見を述べてくる。



時間のムダじゃないのか?
仕事に行って、少しでも金になることでもすれば?
これ、何の役に立ってんの?
今日も一日ムダに過ごしたよな?



これがやってくると、
つらいえーんえーんえーん



だけども、



踏ん張れわたし。







なんか泣けてきた!



今日描いた二枚をアップして、ばいちゃ!