昨日は「ザクの日」ということで、RGとFGのザクを購入してきました。

せっかくのザクの日なので、ブログを書いた後に少しだけ制作に取り掛かりました。

 

 

作成したのはFG。

 

 

 

まず、合わせ目が出るパーツを接着しました。

他にも合わせ目が出るパーツはたくさんあるのですが、ここまでしか組めないのには訳があります。

昔のキットは「後ハメ」という技が使えないので、肩、腕、肘みたいな順番で組み立てる必要があるのです。

 

なので、初日はここまでが精一杯。

 

 

そして今日は合わせ目消しをしましたが、なかなか渋い状況でした。

というのも、流し込みタイプの接着剤だけでは、キレイに合わせ目が消せないのです。

 

足のパーツですが、足首に近い部分に空洞があります。

古いキットは接合面が平らじゃないものが多いので、接着する前に平面を出さないといけないのですが、すっかり忘れていました。

 

なので、リカバリーするために「ランナーパテ」というものを使いました。

 

なんかべっとりした感じに盛り上がっている部分がランナーパテです。

 

ランナーパテとは、ランナーを細かく切ったものを集めて、流し込みタイプの接着剤で溶かしたものです。

最近のPS素材は溶けるまでに数時間かかったりしますが、古いPS素材は1時間もかからずに溶けるようです。

 

成型色そのままで接着できるので、ゲート跡が白化した場合やえぐれた場合のリカバリーにも使えますよ。

 

 

接着剤は揮発性が高いので、小瓶に入れて溶かすのが一番なのですが、乾燥するのが異様に早いので、翌日には瓶の中でカチカチに固まったりするので、最悪瓶を捨てる覚悟が要ります。

私は塗料皿に入れてラップをかけておきましたが、使用後はあっという間に固まっていきます。

でも、塗料皿の場合は固まったプラスチックと塗料皿の間にマイナスドライバーを突っ込めば、ポロリと取れるので後始末が楽ちんです。

 

 

しかし、もっと問題なのはこれ。

 

モノアイ部分がバックリ割れているので、ランナーパテで埋めてみたのですが、リカバリーできるか微妙な感じです。

 

 

その他のパーツも切り出して部分塗装やスミ入れを行いました。

 

 

今後は塗装して合わせ目消しが必要なパーツを組み込み、合わせ目消しをして塗装し、次のパーツを組み込むといった作業が必要です。

 

中学時代、塗り分けに苦しんだ記憶が蘇ってきますが、最後までやり遂げたいものです。

 

 

まあ、昔と違って今はネットでいろいろな情報が得られますし、便利な道具も揃っているのでなんとかなるかな……って思っていますが。

近いうちにモノアイでも買ってこようかな。

 

 

 

 

 

冬におすすめのタンブラー