今週は地味派手な衣装で登場した石原さん。

校正途中で「何このオババ」と暴言を。

というのも、グルメ本なのに「威風堂々」って、まずいのか美味しいのか分からないと赤ペンを入れた様子。

すると、作家さんからクレームの電話が。

 

「朝からいただくのにふさわしい爽やかなコーヒー」として「コピ・ルアク」を紹介していますが、そのコーヒーの製造方法は……

ジャコウネコという生き物は、熟した美味しいコーヒーの実だけを食べます。

そして、胃の中で果肉だけは消化され、消化されなかった豆の部分だけが糞に混じって排出されます。

ジャコウネコはそれほど大きくない生き物なので、排出される豆が少なく、幻のコーヒーと言われているのです。

100gで五千円近くしますから。

 

確かに朝から飲みたくはないですね……

 

石原さん、菅田将暉さんに誘われて、田口浩正さんのお店で仲良く日本酒で晩酌。

菅田さん「いつか石原さんが喜ぶような小説が書きたい」とか言っちゃって。

石原さんはもう浮かれまくって、田口さんも不機嫌な様子。

 

そこにかかってきた電話は青木崇高さんから。

「三色ボールペンがなくなったけど知らない?」だって。

 

菅田さんのところには本田翼さんからの電話。

トイレットペーパーを買ってきてほしいとのことですが、菅田さんは「シングル? 柔らかいの? 色は?」など細かいところへのこだわりが。

 

石原さん、所々で「タコ!」っていうのですが、28歳でそんなこと言います?

「オババ」ってのも引っかかってますが。

 

明けて、菅田さんが出版社に行くと、受付の曽田茉莉江さんが「(本田さんと)同じ匂い」と気がつきます。

怖〜い。

 

本田さん、菅田さんを目の前に「決心ついた?」と怖い顔。

作家だと公表すれば人気も出るからと説得しますが、菅田さんは将棋や片耳が動くとか、ルービックキューブなど、どうでも良い特技ばかり並べます。

どうも、「知っている人に小説を読まれるのが恥ずかしい」ようなので、ファッション誌の読者に小説を読まれるのも恥ずかしいのかもしれませんね。

小説って、どこかに自分が反映されちゃいますからね……

 

石原さん、杉本あすかさんという女優さんの自叙伝の校正をしている様子。

石原さんと同じ年なのに大活躍しているのが羨ましいみたいです。

 

石原さん、ネットで情報を調べようとしますが、江口さんに「ネットの情報を鵜呑みにするな。信頼できるサイトか注意すること」と忠告します。

そうなんですよね、署名もなければ責任もない文章ですからね。

 

石原さんが出かけようとしたところに菅田さんが。

そこに本田さんも現れますが、菅田さんが石原さんを「悦ちゃん」と呼んだことに不機嫌な顔。

 

石原さん、杉本あすかさんの作品を思い出し、公園でひとしきり遊んでご自宅を訪問。

すると自宅はかなりの豪邸。

車で出てくる杉本あすかさんを見て石原さんは大興奮。

しかし、車の中で写真を撮っている人が。

石原さんが「何してんの?」と近づくと、車の男はドアから転げ落ち「名刺出せ。慰謝料払え」と言い出し、名刺を見て「人の粗探しして稼いでる。俺たちと一緒だ」とも。

それを聞いた石原さん「一緒にするな!」と。

 

驚いたことに、1〜3話を見たことで、自分も校閲部に対して尊敬の念みたいなものを抱いていることに気がつきました。

そういう意味では、このドラマ、成功してるんじゃないかと思ったり。

 

石原さん、会社に戻って報告をすると、岸谷五朗さんに「会社の一員だという自覚を持つように」とたしなめられます。

こういうところは素直に謝る石原さん。

 

そして、さっきの記者を調べると、結構やり手の記者っぽい様子。

 

Lassy編集部では芳本美代子さんが本田さんに「作家だと公表しなければ、居場所はない」と告げます。

本田さん、青木さんに協力してほしいと頼みますが、青木さんは「デビュー作より良い作品が書けていないのは自分の責任だから協力できない」と。

 

明けて、和田正人さんから聞いた情報では、杉本あすかさんに隠し子がいたとか。

 

石原さん、次の仕事はドリルの校正。

「簡単」と嬉しそうですが、岸谷さんと江口さんにドリル校正の難しさを教えられます。

確かにね、子供でもわかる表現や、答えに間違いがないか確認するのって大変ですもんね。

 

杉本あすかさんの記事を書いたのは、車に乗っていた記者。

石原さん、腹を立てていますが、田口さんはショックを受けている様子。

石原さん、一緒に飲んでいた和田さんに仕事を持ち帰ったことを指摘されます。

でも、それは発売中止になるかもしれない、杉本あすかさんの自叙伝。

石原さん、それを見て涙がポロリ。

 

うわ、このご時世に自宅に仕事持ち帰るって、コンプライアンス的にどうなのよ?

電車の網棚に置き忘れたなんてことになったら一大事ですよ。

翌朝、大きなサングラスで腫れた目を隠している石原さん。

ツッコミを入れる江口さんに「あれ、最近メイクしてません?」と尋ねると、江口さん、慌てて唇を拭ったりして可愛いこと。

 

岸谷さんによると、記者会見を行う予定。

しかし、ネットの記事では引退会見の見出しが。

石原さん、「納得いかないから」と大慌てで飛び出していきます。

 

そこにロケ車で現れた菅田さん、石原さんを乗せて会見場に。

するとそこには例の記者が。

石原さんは抗議しますが、その記者が言うには「俺が書けば事実になる」そうで。

 

でも、石原さんは杉本あすかさんの生い立ちを記者に伝えます。

それは過酷で壮絶な人生で、並大抵の努力では成し得ないことが。

記者は「出所はどこだ?」と尋ねると、石原さんは「うちの出版社で出す自叙伝」と口を滑らせます。

 

杉本さん役の南沢奈央さん、会見では子供がいることを正直に告白します。

しかし、記者たちは「ファンを欺いていた」とか「不倫なのでは?」などと意地悪な質問ばかり。

例の記者も「父親が明かせないのは一般の男性じゃなくて、父親がいなかったからでは? 父親が特定できなかったからでは?」と残酷な質問を浴びせかけます。

編集部の人たちも、中継を見て「ひどい……」と嘆きます。

でも、それは石原さんが口を滑らせた結果。

 

南沢奈央さんは倒れてしまいます。

駆けつけた石原さん、「救急車を呼んで」と助けを求めます。

さっき守衛さんに止められていたのは何だったの?

 

そして、例の記者に「あんたって最低。なんとか言いなさいよ」と凄みますが、自業自得ですね。

でも、記者は「ああ、最低だ」と一言残して去っていきます。

因果な商売ですね。

 

出版社に戻った石原さんの前に現れたのは青木さん。

「自叙伝の校正を早く進めろ」との指示。

と言うのも、今回の会見で世間の目が同情に変わったため、上の判断で出版が許可されたと。

 

ところが、例の記者さん、南沢奈央さんとは面識があって、女優としての覚悟を試されていた様子。

そして南沢奈央さんは晴れてお子さんと一緒に暮らせるようになりました。

結局、例の記者さんに助けられた形になったようです。

 

そしてグルメ本も、石原さんの指摘を受けて内容を変更していた様子。

それを聞いた石原さん、心に沁みるものがあったみたいです。

 

ヘトヘトになって帰宅した石原さん、カウンターに倒れこむと、そこには菅田さんが。

 

一方、本田さんは「会えるのはそっちの都合がいい時だけ? あなたに家族がいるから仕方ないってことになるの?」と不毛な発言。

不倫は好きになる順番が違うだけって言う人もいますが、私は誰も幸せにならないと思いますけどね。

 

石原さん「覆面作家」と言う言葉を聞いて、「覆面をかぶって書く作家」だと思っていた様子。

作家とモデルの仕事を「文武両道」と言ってみたり。

そうきましたか……

 

菅田さん、家に帰ると元気のない本田さんの姿が。

菅田さん、敏感に察知し「元気ない?」と聞くと「別に」と答える本田さん。

菅田さん「別に」と答えるときは何かあったと見抜いちゃいます。

 

そして、「作家だと公表してみる? 文武両道やってみる」と持ちかけます。

本田さんは喜んだものの、石原さんに説得されたことを聞いて複雑な表情に。

そして不意打ちのキス。

「恩、返して」と再びキス。

 

石原さんは田口さんのお店で一人飲み。

上機嫌ではんぺんにキスして嬉しそう。

 

 

 

 

いや〜、今回はダメでしょ。

出版前の本の内容を人前で話したり、仕事持ち帰ったりって、今時の社会人としては失格ですよ。

どこで広まっちゃうか分からないようなリスクに気がつかない個人も問題ですが、会社としてそれを許しているというのもありえない話。

 

そして、問題を解決するのが記者ってどういうこと?

主人公が解決しないで傍観しているドラマってなんなの?

いらないじゃん、主人公。

 

う〜ん、前回が良かっただけに、今回は非常に残念でした。

 

 

ちなみに、記者さん役は「山中聡」さんという俳優さんで、山中崇史さんの弟さんだそうです。

なんか、かっこいい滝藤賢一さんみたいで素敵でした。