今日、ドラマの予告を見ていたら、結末が読めてしまってげんなりしながら見ています。

予告通りの結末だったら怒りますよ。

 

江口さんは浅茅陽子さんの元を訪れ、家に戻るように言うと、浅茅陽子さんは「久しぶりに母さんって呼んでもらえた」と涙を流し喜びます。

そして、江口さんは「母さん、愛しています」と。

気持ち悪っ。

 

そこに坂井真紀さん一家が訪れ、おめでたの報告をします。

そこに登場した速水もこみちさん、岡本玲さんと結婚することに。

速水さんは仕事のために、資格をとる準備をしていると。

 

夙川アトムさんは「二人はクマンバチです。物理上、飛ぶことのできない構造なのに、空を飛ぶことができる。二人は奇跡を起こせるんです」みたいなことを、たどたどしく言います。

よかった、今までセリフが少なくて心配していたので。

 

尾野さんは藤竜也さんの元を訪れ、かつて藤さんが語ったブラームス論を語ります。

それを聞いた藤さん、気まずそうな表情。

そして、尾野さんは「今まで言えなかったけど、私はお父さんの音楽が大好きです。お父さん、愛してます」と言います。

気持ち悪っ。

 

これを聞いた藤さん、涙を流し「怖いものはなくなった。死ぬまで棒振ってやる」と元気を取り戻します。

 

児童相談所を訪れた江口さんと尾野さん。

でも、余貴美子さんからは「不可能だと思う」と言われます。

尾野さんは余貴美子さんに手紙を託します。

 

富田靖子さんの元を訪れた余貴美子さん。

はじめくんに挨拶をしますが、はじめくんは不機嫌そうな表情。

なんと、お母さんとはまだ話をしていない状態だそうです。

 

部屋にこもりっきりの志田未来さん。

余貴美子さんの質問にも答えられません。

それでも説得を続ける余貴美子さん。

はじめくんを部屋に招き入れて、「何か話をしてください。それか1日1回でもいいから抱きしめてください。あなたの産んだ子でしょ」と言いますが、志田さんは走って部屋を出て行きます。

 

児童相談所では尾野さんに手紙が戻されます。

すると、余貴美子さんに向かって変な液体を浴びせかけます。

特別養子縁組を断った女性らしいです。

 

そんな折、志田さんが「死なせて欲しい」と遺書を残して姿を消したそうです。

東京行きの新幹線に乗ったことまではわかっている様子。

 

尾野さんは、志田さんを探しに行こうと言い出します。

江口さんも、なぜ虐待をしたのか知りたいと言い出し、二人は捜索をすることに。

尾野さんは余貴美子さんに電話をすると、志田さんが自殺未遂をしたことを知ります。

あの、まともな社会人だったら、そんな重大なこと他人にバラしたりしたら、懲戒免職ものですよ。

特に、児童相談所なんて守秘義務が徹底しているはずですから、こんなことを職員が語る可能性はゼロだと思うのですが。

 

そして、尾野さんと江口さんが海に向かうと、入水自殺しようとする志田未来さんが。

尾野さんは海に入って、志田さんを説得しますが……

 

CM明け、ベッドの上で目を覚ます志田さん。

「なんで助けたと思う。死んでほしくないからよ。もう一人で苦しみを抱えるのやめたら。このままじゃ一生暗い世界から抜け出せなくなる。だから子供に光って名前つけたんじゃないの?」と声を掛ける尾野さん。

 

そこに現れた冨田さん。

礼を言いつつ追い返そうとしますが、志田さんはそれを制止します。

いい表情してますね、志田さん。

 

そして、尾野さんは自宅で志田さんと二人きりで話をします。

江口さんと余貴美子さん、富田靖子さんは二階で待機です。

なぜ、病院じゃなく自宅で?

 

尾野さんは、手紙の内容を読み上げます。

「こんな手紙を書いたのは、はじめを産んでくれたあなたに、はじめのことを知って欲しかったから。はじめがアパートを抜け出し、ここに現れたのは私のピアノを聞いたから。それを知った夫は特別養子縁組をしようと言いました。そして、ドレミの歌を一緒に弾いた時、母親になろうと思いました。でも、それからは地獄のようでした。お試し行動や赤ちゃんがえりを起こしたり。私は出産ごっこではじめを生むことにしました。そして、あの子が初めて私たちの前で泣いてくれた時、本当の親子になれたと思ったんです。でも、未熟な私達は失敗ばかりしていましたが、はじめが起こしてくれた奇跡のおかげで救われました。はじめが私たちを親にしてくれたのです。はじめの弾くピアノは周りの人を幸せにしてくれます。私達は苦労を厭わないので、はじめを育てさせて欲しい」と。

 

そして、手紙を渡そうとすると、一度手を伸ばしたものの、手を引っ込めます。

尾野さんは志田さんに「はじめくんを育てさせて」とお願いしますが、志田さんは首を横に振ります。

しかし、「あなたが育てたいの?」と聞いても、首を横に振ります。

 

尾野さんは「どうしたら奇跡を起こせるの?」と考え、ピアノでモーツァルトの子守唄を弾き始めると、志田さんが立ち上がって近寄ってきます。

はじめが知らずに弾いた曲だと説明すると、志田さんが震える声で歌い出します。

 

その時、はじめくんは家でおもちゃのピアノを使って、子守唄を弾いています。

「知ってるの?」と聞く尾野さん。

「子供の頃、母が歌ってくれたから。私も歌っていた」と答える志田さんに、「だからお腹の中で聞いていたのね」という尾野さん。

 

でも、志田さんは「流産して欲しくてお腹を殴ったり、お腹を下にして寝たりしていた」と告白します。

そして、はじめくんは「実の父親の子だ」とも。

 

あ〜あ、一番やっちゃいけないパターンだ。

つか、見ている人の9割が想像していたんじゃないですかね。

 

で、志田さんは辛かった思い出を語ってくれますが、もう頭に入ってきません。

 

で、はじめくんを殺すことはできなかったけど、鎖につないで逃げることはできたと。

父親が死んだことを聞いて、実家に戻ることができたとも。

 

尾野さんは志田さんを抱きしめて「辛かったね」というと、志田さんは「あの子に謝らなくっちゃ。ごめんねって」とボロボロと泣きます。

いい演技しますね〜

 

尾野さん「僕を産んでくれてありがとう。だから、はじめを産んだことを恥じないで。いっぱい愛してあげて。困った時は助けてあげて。私とあなたにとって一番大切なのは、はじめにとって何が一番幸せなのか考える事。子供を大切にしないような行いは、どんな言い訳をしても人間として間違ってるのよ」と力強く語りかけ、抱きしめます。

 

話が終わり、江口さん、富田さん、余貴美子さんが降りてきます。

志田さんは「江口さんと小野さんに育てて欲しい。いつでも会いに来ていいからって言ってくれたし」と。

しかし、富田さんは納得のいかない様子。

すると志田さんは「だったら、お母さんに私の罪を知ってもらわなくてはならない」と告げると、富田さんは何も言わず、志田さんを抱きしめます。

 

藤さんも心機一転、ステージに向かいます。

 

児童相談所に戻ってきたはじめくん。

尾野さんと江口さんに駆け寄り抱きつきます。

 

余貴美子さんは「お二人は最高の父親です。最高の母親です」と告げ、去ろうとすると、はじめくんがお手紙を渡します。

「あいしています はじめ」と。

余貴美子さん、一瞬泣きそうな顔をした後、笑みを浮かべ「これは私の勲章だ」と誇らしげな表情をします。

 

江口さんの家では坂井真紀さん夫婦、速水さんカップル、浅茅陽子さんと、楽しそうにピアノを弾く尾野さんとはじめくん。

それを止める速水さん、「調律師になりたい。いつか、はじめの役に立ちたい」と言い出します。

 

藤さんが家に来ると、アシスタントさんは帰ろうとしますが、尾野さんが「今まで面倒見てくれてありがとうございます」と家に迎え入れます。

 

そして、尾野さん、江口さん、はじめくんは役所に書類を提出し、記念撮影しようとすると、電光掲示板の数字を見て喜ぶ尾野さん。

「なんか似てきたね」というはじめくん。

お、発音がはっきりしている。

これが時間の経過による、はじめくんの成長を意味しているんだったら、少し見直すかも。

 

 

 

ふ〜

終わりましたね。

正直、気持ち悪いドラマでした。

 

少なくとも私の周りには「愛してます」なんて言葉を吐く人間はいないので、見ていて違和感しか感じませんでした。

 

唯一、感動しかけたのは、はじめくんに手紙を書くことを教えた余貴美子さんにお礼の手紙を渡したシーンです。

もちろん、内容はわかりきったもので、吐き気がしましたが。

 

志田未来さんは、一人だけ異色の存在というか、他の共演者と絡みが少なかったせいか、毒されていない感じがしました。

志田さんだけリアリティーが感じられたというか。

しかし、志田さんが悩んでいた理由というのが、あまりにもお粗末。

しかも、それを知った尾野さんも素直に受け入れるのが理解できません。

 

 

とにかく、訳のわからないドラマでした。