3月11日に発生いたしました東日本大震災により、
被災されました多数の皆様、およびご家族の皆様に対し、
謹んでお見舞い申し上げます。
また、被災者救助や災害対策に全力を尽くしている関係者の方々、
それを支えるご家族の方々にも、心から敬意を表します。
一日も早い復旧・復興を心からお祈り申し上げます。
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3月に入って、私が発熱して寝込みました。
完全復活したころに東日本大震災が…
私は録画したTV番組を見ながら授乳中で
だんだん強くなる揺れに焦り
慌てて録画を消してNHKにかえたところ
かなり大きな地震だったことが分かり
たった今、うちを出ていった母がエレベーターに閉じ込められているんじゃないかと
心配になって電話をかけるもつながらない…
(実家は隣のマンション)
母はちょうど実家に入ったところで地震にあったようで
実家の犬を連れて赤子がいる我が家に舞い戻ってきてくれました。
震度5弱とはいえ
こんなに大きく長く揺れる地震は初めてのことで
子どもたちを迎えに行かなければいけない…
中学校と小学校と。
引き取りなのか集団下校なのか
電話がパンクしていたため学校側も連絡網を回すことが出来なかったよう。
近所のママ友と話をして、とりあえず母に赤子をお願いして
小学校へ迎えに行くことにしました。
中学生の娘は地震後すみやかに集団下校の指示が出て
小学生より早く帰ってきました。
小学校では1~3年生が下校後で4~6年生は
集団下校となり先生が引率の元集団下校をしてきたのですが
これはやはり親が引き取るべきだったと後で思いました。
なぜなら関東は帰宅難民がでてしまい
両親とも帰ってこれない子どもがかなりいたこと。
学校側は帰宅させたことで終ったと思ったのか音沙汰なし。
そんな家庭の近所のお母さん方が帰宅できなくなったお母さんと連絡を取り合い
協力してお友達の家にお泊りさせたり
夜中まで子どもだけで待つことになったり。
1~3年生の子どもたちは下校途中に地震にあった子どもも多く
外に出ていた親は非常に心配したと思います。
下校後だったため学校側のフォローはなかったようです。
下校途中の子供がいたこと
電話がパンクしたこと
電車が止まり帰宅難民が出たこと
いろんなことがありましたが
実際の災害時にどんな風にこどもを引き取り
家族と連絡を取り合えばいいのか
改めて考え直すことが出来たのは良かったと思います。
学校側も災害時の引き渡しに関しての問題点が明らかになったと思いますし
私たち親も子どもと真剣に話し合うことができました。
中学校は中学校に避難者が来るような災害の場合は
生徒を帰宅させず学校で避難者のための手伝いなどをさせたりして引き取りを待つそうです。
帰宅できるような災害だったら集団下校になると説明されました。
小学校はもう一度考え直し生徒が自宅で子どもだけになることのないように
考え直さなければいけないと説明がありました。
実際に大きな揺れを体験して子どもたちも真剣にニュースを見る
そんな週末を過ごしました。
そして宮城県の友人に、友人を通して友人の友人に
ささやかですが物資を送らせていただき
荷物の買い出し、お友達にお願いして集めた洋服の整理
荷物の梱包、発送までを子どもと一緒にしました。
私たちがいま幸せに暮らせていることに感謝し
被災地の方たちの手助けになれること
自分たちで考え実行し
被災地から離れた東京で生活をしながら
復興に向けてできることはなにか
原発で不安になることも多いけれど
その原発に助けられて生活をしてきたこと
電力が足りないなかどんなふうに生活をすれば生活が出来るのか
子どもたちと一緒に考え実行していくなかで
子どもがいろんなことを得て大きく成長することを願っています。
今後も被災地の子どもたちのためにできること
ママ友たちと協力していろいろ活動したりしています。
少しでも早く復興できることを願って。