みなさんごきげんいかがでしょうか?
43才Mrガチぼっちの「ありのこ」です。
今回はゲームのレビューです。
取り上げるゲームは
スクエア・エニックスの「春ゆきてレトロチカ」
です。
ただし1回だけでは記事を書ききれませんので何回かに分けて取り上げたいと思います。
<もくじ>
・「春ゆきてレトロチカ」の基本的な説明
・「マルチロールシステムで実写」という大きな特徴
・問題編→推理編→解決編
・操作が難しい推理編
・解決編でまちがえるとバッドエンド
・序章から第1章「うろつく木乃伊(ミイラ)」の終了まで
・第1章「うろつく木乃伊(ミイラ)」のプレイ時間とランク・スコア
・意地でもスクショさせない「春ゆきてレトロチカ」(おまけ)
◯「春ゆきてレトロチカ」の基本的な説明
wikipediaでは「推理型のアドベンチャーゲーム」と説明されています。
公式サイトでは「新本格ミステリアドベンチャー」と書いてあります。
しかし私はこのタイプのゲームは「アドベンチャーゲーム」と呼ぶよりも「ミステリーゲーム」と呼んだほうが良いと思います。
「事件を解決していく」のが基本的なゲーム展開ですから。
発売日は2022年5月12日。
私がクリアーしたのは7月の下旬なのでずいぶん遅いです。
私のゲームスペックが低いのでクリアーまで時間がかかってしまいました。。。
なにしろ1980年代のファミコン(ファミリーコンピュータ)からのゲーム復帰です。
2020年代にNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)で復帰。
ということで私は「春ゆきてレトロチカ」をNintendo Switchでプレイしました。
◯「マルチロールシステムで実写」という大きな特徴
100年にわたって起こる“4つの殺人事件”時代を越えて織りなす物語は、1人が複数の役柄を演じる
マルチロールシステムで展開される。
ある事件の被害者役は、別の事件では犯人役かもしれない……
というのが公式サイトでの説明です。
「春ゆきてレトロチカ」では大きく分けて3つの時代に分かれています。
現在(2022年=令和)
大正(戦前)
昭和(戦後)
たとえば桜庭ななみさん。
プレイヤーは桜庭ななみが演じる役をプレイします。
現在(令和)での桜庭ななみさんは「人気ミステリ作家・河々見はるか(かがみはるか)」を演じています。
「人気ミステリ作家・河々見はるかが昔に書かれた小説の登場人物を<脳内で>自分と自分の周りにいる人物に置きかえて読む」=「マルチロールシステム」
河々見はるかはゲーム上の令和(=現在)に実在する人物です。
河々見はるかは、大正時代の小説では「四十間佳乃(しじま よしの)」にビジュアルが置きかえられます。
河々見はるかは、昭和時代(戦後)の小説では「伊夜(いよ)」にビジュアルが置きかえられます。
あくまで河々見はるかの脳内で置きかえられるのですが。
わかりにくいですが、プレイヤーは桜庭ななみさんの役をずっとプレイします。
桜庭ななみさんだけではなく周りの主要なキャスト数人も時代ごとに違う役を演じます。
◯問題編→推理編→解決編
「春ゆきてレトロチカ」の基本構造は各章ごとに「問題編→推理編→解決編」を繰り返していきます。
解決編のでき具合によってランクとスコアが決まります。
◯操作が難しい推理編
推理編の説明を文字でするのが非常に難しいです。
Youtube動画の1分35秒くらいから「推理編」の説明があります。
あくまで体感ですがゲームプレイの6割以上はこの「推理編」だと思います。
しかしこの「推理編」のプレイが難しい。
ミステリーとして難しいのではなく、操作が難しい。
捜査じゃなくて操作が難しい。
私のゲームスペックが低いので操作が難しいのかと思ったら、みんな怒っちゃってます(苦笑
次作ではここは改善してほしい。(次作があると勝手に期待しています!基本的にはおもしろかったですから!!!)
あと「推理編」では「くだらない仮説(ありえない)仮説」も埋めないと先に進めません。
これもちょっと苦痛。
しかし「くだらない仮説(ありえない)仮説」は章が進むほど減っていきます。
◯解決編でまちがえるとバッドエンド
桜庭ななみさん=プレイヤーが選択(推理)を間違えるとバッド・エンドになります。
バッド・エンドになりますが、ランクとスコアが落ちる以外にデメリットはありません。
バッド・エンド自体がライトな感じ(=重くない感じ)です。
間違った選択をすると桜庭ななみさんが「テヘペロ」みたいな演技をしています。(テヘペロって古いですが・・・)
むしろ桜庭ななみさんがかわいい感じなので損をした感じがしません。
ゲームをうまく作っていると思います。(桜庭ななみさんも趣旨を理解してうまく演じていると思います)
◯序章から第1章「うろつく木乃伊(ミイラ)」の終了まで
序章から第1章「うろつく木乃伊(ミイラ)」の終了までがチュートリアルだと思います。
チュートリアルとはゲームをしている人に操作方法などを覚えてもらう段階のこと。
「ドラゴンクエスト1」で言えば最初で宝箱を開けたり、カギを使ったりしている場面です。
(このページで利用している株式会社スクウェア・エニックスを代表とする共同著作者が権利を所有する画像の転載・配布は禁止いたします。© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved)
正直言って第1章「うろつく木乃伊(ミイラ)」はミステリーとして難しくないと思います。
わざと難易度を下げている気がします。
慣れさせる意味もあって第1章の「推理編」では「くだらない仮説(ありえない)仮説」も少し多かったのかもしれません。
◯第1章「うろつく木乃伊(ミイラ)」のプレイ時間とランク・スコア
序章から第1章「うろつく木乃伊(ミイラ)」の終了までのプレイ時間は4時間25分でした。
これはずいぶんと時間がかかってしまったようです。
セントフォース所属の女性アナウンサー・内田敦子さんは約2時間20分で第1章の犯人推理直前まで行っています。
(ここまでが許可されたプレイ範囲内のようです)
私と同じ中央大学出身とは思えないゲームスペックの高さです。(私が低すぎるだけですが・・・)
YouTubeを観ると、他の方もだいたい2時間台であり、私の4時間半は異常に長いですね。
そして私の第1章のランクとスコアは・・・
ランク:B
スコア:475
「第1章は難しくない」とさきほど言っておきながらランクAを取れず・・・。
◯意地でもスクショさせない「春ゆきてレトロチカ」(おまけ)
私はNintendo Switchでプレイしました。
私が試した限りでは全面スクショ禁止(できない)でした。
ネット情報では「ここまでスクショ禁止のゲームは珍しい」との意見もありました。
SNSなどに投稿させないためだと思いますが。
「春ゆきてレトロチカ」がスクショ禁止なのは
①実写なので俳優さんたちの肖像権を守る
②ネタバレ厳禁
の2つなのかなぁと思います。
②のネタバレ禁止についてはスクエア・エニックスさん、かなり厳しい感じです。
ここまで厳しいネタバレ禁止については思うところがあるので、機会があれば記事で触れたいと思います。
第2章のレビューへ続きます。