みなさんごきげんいかがでしょうか?
43才Mrガチぼっちの「ありのこ」です。
4月11日から月9ドラマがスタートします。
フジテレビの連続ドラマ枠ですね。
1979年生まれのわたしにとって月9ドラマは1990年代のイメージです。
私が10代思春期を過ごした1990年代、「月9ドラマ」はすごいブランド力を持っていました。
インターネットがまだ普及していない時代、地上波テレビは娯楽の王様でした。
そのブランド力を2022年現在「月9ドラマ」が持っているのかはわかりません。
43才のおじさんである私ですらテレビはほとんど見なくなりました。
「テレビは斜陽産業」と言われ「月9ドラマ」を放送するフジテレビはリストラに走っています。
そんなフジテレビが4月から「月9」枠で放送するドラマ。
それが「元彼の遺言状」です。
新川帆立(しんかわほたて)さん原作の「法律系ミステリー」です。
原作がおもしろかったので「ドラマも見ようかなぁ」と迷っています。(綾瀬はるかさん・大泉洋さんが出演)
「原作のレビュー(感想)&月9ドラマ化への不安」については以前ブログ記事にしています。
興味があればぜひお読みください。(ネタバレなしなのでご安心ください)
今回は
「元彼の遺言状」でのすばらしいセリフ
を取り上げます。
セロハンテープと理屈は何にでも付くのよ(p58)
ミステリーの内容とは関係ないですが、いいセリフですね。
主人公の剣持麗子のセリフです。
剣持麗子は弁護士です。
そして作者・新川帆立さんも弁護士の方。
私は弁護士と程遠い頭脳です。
しかし中央大学法学部法律学科を卒業。
法律の世界だけにちょっとだけ(4年間だけ)足を踏み入れた人間として苦笑してしまいます。
よくよく考えると「セロハンテープと理屈は何にでも付く」ことはけっこうありそうです。
なにか良いフレーズを思いついて、そのフレーズに合わせて理論らしきものを組み立てる。
こういう人もいるらしいです。
論理を組み立てて物を言うのではなく、受けそうなキャッチーなフレーズから理屈を組み立てる。
正しいかどうかが問題ではなく、「キャッチーなフレーズ」なのかどうかが大事。
「ものは言いよう」が正しく聞こえてしまう危うさ。
テレビのコメンテーター
インフルエンサー
だけではなく、
世の中にはセロハンテープのように理屈をあとから作ってうまく世の中を渡っている人
は多いのかもしれません。
もう「言ったもん勝ち」状態。
世の中「言ったもん勝ち」社会なんですよね。
○あわせて聴きたい~「言ったもん勝ち社会」について~
スタエフにて「言ったもん勝ち社会」について音声配信をしています。
興味があればぜひお聴きください。
⇓約11分30秒の音声配信です⇓