*このブログ記事はゲーム「凍える銀鈴花」のモロネタバレです。

 「凍える銀鈴花」はミステリーゲームです。

 にも関わらず「ミステリーとしてのキモ」について考察します。

 ネタバレがイヤな方はこのブログ記事は見ないでください。

 

ネタバレなしの感想を読みたい方はすでにブログ記事にしています。

興味があればご参照ください。

 

 

 

 

みなさまご機嫌いかがでしょうか?

42歳Mrガチぼっちの「ありのこ」です。

 

私は末端出先機関に勤務する末端国家公務員。

1月に「まさか!」の人事異動を食らい、悲惨な毎日を過ごしております。

 

現実逃避のために30年ぶりにゲームの世界に帰ってきました。

薄給から出費してニンテンドースイッチを購入。

 

なので「凍える銀鈴花」もニンテンドースイッチでやりました。

 

では、さっそく「凍える銀鈴花」(こごえるぎんれいか)について

書いていきたいと思います。

 

<もくじ>

 

  1. 「凍える銀鈴花」の難易度
  2. 「凍える銀鈴花」ネタバレ感想
  3. 「凍える銀鈴花」はクラウドファンディングをやっています

 

◯「凍える銀鈴花」の難易度

 

「凍える銀鈴花」には前作があります。

「偽りの黒真珠」というゲームです。

 

 

「偽りの黒真珠」は事件解決のため1ヶ所だけネットで調べました。

 

 

 

 

しかし今回の「凍える銀鈴花」では1回もネット検索することなく、

事件解決できました。(=クリアーできました)

 

私のようなゲームレベルでも独力でクリアーはできたわけです。

 

私のようなゲームレベルの詳しいことは

最初に挙げました「ネタバレなし版」をご参照ください。

 

 

 

今回は

 

「聖剣伝説3 traials of mana」(体験版)を2日でギブアップしたレベル

 

とだけ書いておきます(苦笑

 

 

 

↓スタエフもやっています(音声配信=ラジオ配信)

 

 

◯「凍える銀鈴花」ネタバレ感想

 

ここからが本題です。

再度警告を表示しておきます。

 

*このブログ記事はゲーム「凍える銀鈴花」のモロネタバレです。

 「凍える銀鈴花」はミステリーゲームです。

 ネタバレがイヤな方はこのブログ記事は見ないでください。

 

 

 

 

「凍える銀鈴花」は

 

「犯人は誰?」=「逮捕する」がミステリーとしてのキモではない

 

と思います。

 

では何がミステリーとしてのキモなのか?

 

それは

 

「事件が解決した=ゲームが終わった」と思ったら、まだ半分だった

 

という大どんでん返しです。

 

私はゲームの世界から30年離れていました。

だからこのパターンがミステリーゲームの世界であったのかどうかわかりません。

だから私はミステリーでこのパターンがあった例を知りません。

 

だから私にとってはかなりの衝撃でした。

 

「犯人はヤス」以上の衝撃です。

というのは「犯人はヤス」はミステリーの世界ではありえるパターンだからです。

(「犯人はヤス」がわからない方は検索してください。懐かしきファミコン時代ですね。)

 

しかし

 

事件解決したと思ったらしてなかったんかい!え?また1から出直し!?

 

ゲームならではのどんでん返しです。

 

考えてみてください。

 

ミステリー小説でできますか?

だって200ページの推理小説の100ページで「犯人逮捕!」とあっても

「まだ続きますよね」とわかってしまいます。

 

ドラマ・映画でもダメですね。

2時間枠なのに1時間のところで「犯人はお前だ!」と言っても

「あと1時間あるということは・・・」となってしまいます。

 

だから推理小説やドラマ・映画での「大どんでん返し」は残りわずかのところになってしまいます。

推理小説だとあと数ページのところ。

 

ドラマ・映画だと残りが数分(長くても10分くらい)のところ。

だからミステリー映画では「ラスト5分の衝撃」となってしまいます。

「大どんでん返し」が「ラスト5分」だというのは苦し紛れだとも言えます。

 

しかしゲームでは違います。

いやゲーム「だけは」違うと言えます。

 

なぜならば

 

ゲームはエンディングまでの長さが(はっきりと)わからない

 

という特性があるからです。

 

本はどんな人が読んでも200ページです。

人によって150ページ、250ページが終わりということはありません。

 

ドラマ・映画も同じです。

2時間ドラマは誰でもエンディングまで2時間です。

2時間の映画は誰でもエンディングまで2時間です。

 

しかしゲームはエンディングまで2時間とは書いていません。

「2時間程度」と書くことがあるかもしれません。

が、時間数を書くという習慣がゆるいです。

 

というのもゲームをやる人のスペックによって大きく変わるので、

「所要時間」を書けない。

「凍える銀鈴花」はこの点をついた大どんでん返しと思います。

 

「犯人逮捕→エンドロールが流れる」

の時点でまだ半分の時点だとかなり気づきにくいです。

 

実は偽エンドロールの時点で「え?これで終わりなの?」という部分もあります。

しかし私は「(次作を作るつもりなので)次作に持ち越し」と思ってしまいました。

完全に騙されたわけです。

 

だから

 

ゲームならではの大どんでん返しをミステリーゲームでやった

 

というのは私としては「スゲー」と。

 

しかしこの大どんでん返しは1回しかできません。

というか「やってはいけない」、このシリーズでは。

 

1回しかやらないのは「暗黙のルール」ですね、ミステリーにおける。

 

アガサ・クリスティが「そして誰もいなくなった」のアレや

「アクロイド殺し」でのアレを何回もやってはいけないのと同じです。

 

 

 

 

 

 

国内のミステリーで言えば島田荘司氏が「斜め屋敷の犯罪」の

アレを何回もやってはいけないのと同じです。

 

 

 

◯「凍える銀鈴花」はクラウドファンディングをやっています

 

 

 

第3段は九州の某県を舞台にする計画だそうです。

おお、第3段の計画があるとは!?

 

しかも47都道府県全部やりたいと。

おお、47作も作るおつもりなのですか?

 

で、わたくし・・・・人生で初めてのクラウドファンディングに出資しましたよ!

 

金5,000円也

 

許してください。

公務員は薄給なのです。

薄給で発狂なのですから。。。