NGT48の山口真帆さんの騒動についてちょうど1週間前にブログ記事にしたが、騒動は全く収まっていないようだ。

 

1週間前のブログ記事「NGT48運営のクソ対応(山口真帆さんの件)」にも書いたが「NGT運営の初期対応が悪すぎたために運営側が全面降伏まで世間は納得しない」であろう。(詳しくは一番下のリブログをご参照ください)

「NGT48運営が全面降伏」とは山口真帆さんの主張を(ほぼ)丸呑みして具体的に認めることである。

 

大量のクソまみれのイメージ写真

 

この1週間でNGT48の今村悦朗支配人(責任者)が代わったり、色々あったようだが世間的には全く収束気配がない。

時間が経って世間の多数が忘れても、少なくともAKBファン(アイドルオタク)の多くはまだまだ許さないだろう。

納得するのは先程書いた「NGT48運営の全面降伏」しかないだろう。

 

山口真帆さん騒動の動きとしてNHGT48新体制となってから謝罪会見を行った。

その会見を受けて岸博幸氏が「弁護士の入れ知恵で失敗」と述べたそうだ。

 

要するに「警察の捜査中」とか「第三者委員会の調査結果を待つ」という会見がいけないと。

この指摘を見て思い出したのが日大の悪質タックル事件である。

 

 

去年の6月3日に「いきなり法律丸出しの文面(日大アメフト部タックル問題③)」というブログ記事を書いている。

弁護士だか法務担当だか知らないが「法律上問題がないようにした文書」を作って余計に火に油を注いでしまった。

 

今回も同じであろう。

弁護士は法律の専門家であって、炎上対策コンサルタントではない。

弁護士は「法律上の問題点」を0にしようとする。

法律以外のことは専門ではないし、あとで法律上の問題が出てきたら「お前に相談したのにこうなったじゃないか!」と言われるからだ。

 

NGT48やAKBグループに法務担当がいるのかどうかわからない。

もし法務担当がいるのなら同じだろう。

法務担当は「法律上の問題点」を0にしようとする。

法律以外のことは本来の仕事ではないし、あとで法律上の問題が出てきたら「お前に相談したのにこうなったじゃないか!」と言われるからだ。

 

私は法学部法律学科卒業なのでわかるが、法律的に正しいこと(≒法的リスクを0に近づけること)と全体的に正しいことは必ずしもイコールになるとは限らない

 

これは道徳的に正しいことばかりやっていればすべていくわけではないことに似ている。

 

道徳的に正しいのイメージ写真

 

組織の上に立つ者は弁護士や法務担当の意見は法的リスクの問題という全体の中の1つとして捉えて「全体的にはどこがベストなのか」を決めて決断をしないといけない

 

とは言え今回のNGT48は急にトップが交代したので対応策を吟味をする暇もなく、謝罪会見をしなければならなかったのかもしれないが。

となるとNGT48前支配人(責任者)が悪いのだが・・・。