≪巣上げした雛について≫
4月29日(木)
ついにその日がやってきた
最初の子が孵化してから18日目
あんなちっこかったテリヤキチキンズはこんなに成長したのだ
ばぁばはホント感動の一言だよぉ←
まず用意したもの
・プラケース
・床材
・給餌セット
・アワ玉
・パウダーフード
季節によってはヒーターは必須ですね!
【巣上げ初日~】
めちゃくちゃ緊張しました
折角頑張って愛情たっぷりで育ててくれてたのに引き離して嫌われないかとか、寂しくて精神崩壊しないかとか、育雛がしたいからってまた産まないかとか
心配性の人間の思考回路はハゲそうなぐらいフル稼働です
一応報告として、偽卵や無精卵はこの時に一緒に引き上げたのでそれまでは入れたままにしていました。
雛が大きくなれば狭くなって邪魔になったり、暑い時なら腐敗問題とかもあると思うのでタイミング見て取っても大丈夫かなと思います。
育雛が始まれば親鳥は忙しくなるし卵がなくなってても気にしないと思うと感じましたが。
ウチは特に気にならなかったしわからなかったので結局そのままという感じでした。
室温も湿度も高めで親鳥とは別部屋の静かな環境で。
食事はアワ玉10に対してパウダーフード2ぐらいをエサの2倍ぐらいのお湯(60℃)でふやかして40℃ぐらいに冷ましてからあげました。
温度計みたいなのもありますがそこまでしなくてもいいかなと思います。
指を入れて人肌より少し温かいぐらいでいいと思います。
餌もすぐに冷めてしまうので熱めのお湯を用意して湯煎しながらあげていました。
2~3時間おきに1日6回ぐらいを目処にそのうの状態を見ながら。
初挿し餌は割とスムーズに成功
ごっちゃんがなかなか食べてくれず心配でしたが、2回目の挿し餌からしっかり食べてくれてるようになりました
なので3時間おきでは次の挿し餌の時でもそのうがいっぱいの状態なので4時間とかそれぐらいの間隔でした。
調べたら3~4時間置きってよく書いてあるけど、そのうに入ってる状態で次の挿し餌をしたらそのう炎や食滞になったりすると知って挿し餌の事で色々悩むことがありました
そのう炎・・・そのうはエサを一時的に貯めておく器官で、消化液を分泌しないのでカビや細菌が繁殖しやすく増殖して炎症がおきてしまうこと
食滞・・・消化不良のエサがそのうにずっと貯まっている状態のこと
(そのうが硬くなってたら要注意)
エサの作り置きや冷たいエサを与えるのも原因となることがあるそうなので要注意です。
最初のうちはあまり触らず暖かくて静かな場所で休ませてあげました
ちなみにネットでは室温28℃〜30℃ぐらいでと書いてありますが、それぐらいにするとみんな開口呼吸していたので(くっついてるから尚更暑くなるんだと思う)うちは26℃〜27℃ぐらいがちょうど良かったと感じました。
まだ人にもビックリしたりPNKLの羽ばたき音などにビックリしたり敏感でみんなで固まってくっついて居る事が多かった
警戒すると後退りして1箇所に固まって結果こんな感じになります
文鳥タワー笑
翌日からは腹這いみたいな感じでめちゃくちゃ動き回るようになって、ベターッとお腹をつけてる子が多い中もう脚の力で座ってる子も居ました。
床材をハムハムしてる子が多かったので止まり木と飲み水と粟の穂をケースに入れておいてみました。
すぐに口をつけてみたり突っついてみたりしてる子が多かったです。
そして最初はおぼつかなかった挿し餌もお互いにだんだんと慣れてきて1週間経つ頃には食べこぼしなどのミスや挿し餌にかかる時間も短縮されてとても楽になりました
挿し餌から一人餌になるのはだいたい生後6週齢頃と言われています。
(ウチは44日でした)
挿し餌が体づくりの基盤となるから長ければそれだけ強い体になるよと鳥婆が言ってました。
あっという間に挿し餌の期間が終わってしまうのでその期間は親鳥になりきって楽しみましょう