災害時ペット同行避難訓練-礫川小 | 文京動物愛護協会のブログ

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新年初の投稿になります。
辰年の元旦は思いもよらない震災から始まりました。

能登半島地震により犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

令和6年1月14日(日)文京区立礫川小学校校庭で

「災害時ペット同行避難訓練」を行いました。

コロナ感染対策として当会の様々なイベントは中止されていました。

「犬の運動会」も毎回好評を得ていたイベントでした。会場としてお借りしていた小学校校庭も感染対策で閉鎖的になっていた名残でなのでしょうか?お願いにあがっても良いお返事が頂けず再開は難しくなっていました。


しかしながら、人の避難訓練や防災訓練は頻繁に行われるのにペット同行避難訓練の開催がなかなかなされずそして有事の際には必ずペットを絡めた避難の問題が上がります。

絶対必要な事であると私たちの思いが繋がって

文京区立礫川小学校の校庭をお借りして開催が実現しました。



寒い中沢山の方が参加してくださいました。

参加頭数約70頭 参加人数は来賓など含めておよそ100名位でした。


犬同行での参加で当会作成の「避難所ペット登録票」を記入しての参加者数管理。

アンケートも配布してみなさんのご意見ご感想の集計も行います。


能登半島地震の被害に遭われた方々への黙祷。




成澤文京区長のご挨拶。


礫川小学校中西校長先生のご挨拶。


表町町会の町会長さんご挨拶。

能登半島地震の募金箱も設置しました。

当日1日で¥16,420-集まりました。

当会の会費からと合わせた金額を

東京都獣医師会 緊急災害時動物救護基金を介して日本獣医師会に送金して被災動物の救護及び獣医療提供体制の復旧等の支援のために活用していただく所存です。

今回ご賛同いただいた方々には感謝致します。


文京区危機管理室危機管理課長さん

文京保健所生活衛生課課長さん

富坂警察署警備課課長さん

富坂警察署生活安全課防犯課長さん


警察署の方々は

熊本地震などの写真パネルを展示してくださったり

保健所の皆さんは朝から会場設営・夕方撤収までお手伝いいただきました。

皆様の支えもありたくさんのペットの飼い主さんに同行避難訓練を体験していただけました。



ハードルのコース前に集まっていただきました。


私とノアロのデモンストレーション。

ハードルを飛び超えて(リードを持つ者が主導で犬を思うように動かせるか?)


マリコさんとソラのデモンストレーション。

(本番に強いソラちゃん爆笑練習ではなかなか出来なかったのに。観客がいると燃えるタイプと見ましたウインク


フラフープの中でお座り。ちゃんと座りましたよ。

写真がないのですが。ホントにウインク

フラフープはガシャガシャ音がします。

そういう物に苦手な子は多いです。

避難の際様々な障害があります。

どんな時もどんな物にも慣れておきたいです。


続いて係留トレーニング

安全な場所への同行避難は速やかに躊躇なくペットを同行して移動はします。

がしかし、避難生活を同伴する事はほとんどの場合不可になります。

ヒトとペットの住み分けはやむを得ないことです。

避難所ではケージなどで過ごさせなくてはならない

と思われます。

ケージ数には限りがあり係留によって生活させなければならない可能性もあります。

その為のトレーニングを行いました。







当会理事の獣医師先生の石井先生・白石先生・柴藤先生ご助力をいただきマイクロチップの現状説明と読み取り実演を行いました。

マイクロチップが入っていても読み取り経験のない子はたくさんいると思います。


ちょっと警戒気味だったり爆笑


迷惑そうだったり爆笑


先生方にご協力頂きまして本当に心より感謝申し上げます。


そして最後の訓練はハウストレーニングです。


普段からケージやバリケンを活用している犬でも

自宅の自分のハウス以外にはなかなか入らない事が多いです。



うーんえー入らない……。


で、結局私が入り引き込みました。

まあ、この後ウチもウチもと大型犬飼い主さんが次々といらして私はケージの中で大好き💕な大型犬さんとシェアハウスを楽しみましたラブ





当会スタッフ犬のスマートな係留デモとシェアハウスデモ。


警察署の方

防災課の方

町会の方


興味深く見学されていました。


有事の際にご自身のペットと躊躇なく安全な場所まで移動して命を守ることができますように。



最後に今回の訓練において企画段階からアドバイスや場所の交渉など様々なご助力をいただきました、

文京区議会議長(当会顧問)の白石英行先生に心より感謝を申し上げます。



ラムっち母ちゃん