2021年5月23日の記憶


インターハイ予選団体の部、二日目、東京都第一シードの東海大菅生の胸を借りさせていただきました。試合内容も試合結果も予想と違ったものではなかったけど、唯一予想と違ったことは、試合前に想像していた以上に(ボクの胸に)悔しいという感情が沸き起こってきたことでした。一歩なんて奢るまい、半歩でもいやほんのわずかでもいい、来年までにあのチームに近づくためには何が必要だろう、試合が終わった瞬間から考えだした自分がいた。そんな簡単なことじゃない。それはわかってる。叩きのめされたことを受け入れられないってわけじゃない。何ができるのかわからないけど、今日よりもう少しだけ近づくために必要なことを探し続ける一年間にしよう。そう部員と話してコートを後にしました。



そして、この一年後、再び東京都NO.1チーム東海大菅生と対戦した文京高校男子テニス部はシングルス1、2ともに1ゲームとることとることに成功!たった1ゲームと笑う人もいるかも知れない。でも文京高校にとっては大きな大きな前進だ。そして、それからさらに2年の月火が流れ2024年5月23日明日から男女ともに7月の都立対抗戦に向けてスタートします。男女ともに簡単な道のりではないことはよくわかってる。でも、諦めたりしたらあの日たった1ゲームを死にものぐるいでとってきた勇気をムダにすることになると思う。明日から2ヶ月、7月22日に笑ってコートを後にできるように頑張ります。

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