今日はコートが一面しかないということで1年生はお休みにして、レギュラーの1年生二人と上級生の練習となりました。1年生がいない分、ちょっと寂しいけど落ち着いた練習になりました。この週末の団体戦に向けてラリー練習、マッチ練習をたくさんすることができました。

 さて、今年はとても多くの新入部員を迎えることができたわけですが、予想を上回る部員数で、対応がバタバタしております。例年だと1年生一人につき担当の2年生を決めて、技術的なことからテニスのルールやマナー、硬式テニス部の約束事などを指導しています。練習終わりには必ず1年生と2年生でペアでミーティングを行って、その日の練習について1年生から反省を述べてもらい2年生はアドバイスします。また1年生と2年生で練習記録を交換しています。

 そんな徒弟制度のような体制で新入生を指導しているのですが、今年は6人(男子4名、女子2名)しかいない2年生に対して1年生は男女で30名を超えているので、とても1対1ではやりくりがつきません。そこで1年生を5名程度6つのグループに分けて、それぞれ担当する2年生を一人ずつ割り当てました。加えて3年生も各グループに2名程度割り当てて、1年から3年まで6~8名程度のグループを作って、グループごとに2年生中心が指導にあたっています。と言っても実はちゃんと入部が決まったのが連休直前と遅かったため、まだちゃんとグループでの指導が機能しているとは言えない状況です。このグループは7月の都立対抗まで継続していこうと思っています。グループはテニス経験、体力、男女が混ざるように組んでいます。練習終わりにはペアではなくグループでミーティングを行い、各グループの反省を全体ミーティングで発表しています。

 この方法がベストなのかどうかはわからないけど、担当する1年生を指導していく中で2年生には先輩としての自覚や責任を持って欲しいと思っています。高校の部活動で学べる一番大切なことは「つながり」だと思っているので、グループでの活動を通して先輩と後輩というつながりを学んで欲しいです。