皆さん、こんにちは。
今日の岐阜は、昨日に比べ幾分寒さも和らぎ快晴の日曜日を迎えています。
さて、先週3日(土)より始まりました「木地師 佐竹康宏展」も、とうとう最後日を迎えてしまいました・・・。はやっ!?
会期中は本当に多くの方々にご来廊賜わり、本年度を締めくくるに相応しい素晴らしい個展となりました。
改めて厚く御礼申し上げます。

今日は最後の【私の一押し作品】として、佐竹先生が漆器の可能性を追求し近年特に力を入れて制作する「茶器編」をご紹介致します。

先ずは高台や見込み部分など見所満載の「茶椀」から、



  「抹茶椀 斑縮み」高さ7.6×径12.2cm¥273,000-



  

「抹茶椀 溜め研ぎ出し」高さ8.8×径12.2cm¥294,000-

黒柿の抹茶椀も有りますよ。



  「抹茶椀 黒柿」高さ7.0×径16.2cm 呈茶用

昨日、黒柿の柄模様は基本的に真黒・縞杢・孔雀杢の3つに分類されるとご説明しましたが、上記作品はその中の真黒と呼ばれるものです。漆を塗ったわけでなく本当に木の色そのものが真っ黒なのだそうです。



  「抹茶椀 朱」高さ7.7×径12.5cm 呈茶用

今展では、来場者の方々に少しでも漆器の良さに触れていただこうと、佐竹先生が呈茶用として自作の抹茶椀を持参されました。多くの方々が木ならではの口当たりの柔らかさを実感されるとともに、「お抹茶の味がまろやかに感じて美味しい。」との声を多数頂戴しました。

 上品なの抹茶椀にお抹茶のが良く映えます。

次に、極薄に挽かれた圧巻の「干菓子盆」です。



 「桜針杢干菓子盆」高さ1.8×径24.8cm¥84,000- 誰もが驚かれました・・・・・・。

最後は、

  佐竹先生の鍛冶場(かんじゃば)と鉋(カンナ)。

作る人によっても、挽物によっても形が違う鉋。
職人のとも云うべき鉋は、「自分の鉋は自分で作る。」自分で作れてこそ一人前だそうです・・・・・・。