京都を尋ねると必ず 東本願寺に お参りする 

ここは 大好きだ 境内の空気が清麗だ

北に向かって 烏丸通りの東本願寺の 通りの脇に 今回は

 

「悲しみ、苦しみ、悩み、痛み、は人生の味」 と出ていた。

 

この年齢81歳になると そうであるか!と 心に納得するが

若い時から 浄土真宗の問法を聞き続ける人。 悲しみに出会った人。

は ごツンと 心の底でこの意味がわかると思う。

 

こんなに悲しく 苦しい 悩みが なんで 人生の味なんて 何言っているんだ

おふざけじゃないよ!

という 反発が出てくるのが普通だが 

極限まで悲しみ、苦しみ、悩み、痛みを味わい そこから 何かに助けられて 抜け出た時

「そうであったか!」

と納得して 人生の同じ風景が 別な風景に見えて 生きていける様になる。

ということと理解する。

 

アチキ(主人公の口癖)は ジョージ秋山の漫画「浮浪雲」の主人公のように 生きたいのです。

人生は 楽しく遊んで生きて 美味いもの食べて 健康で 楽して儲けて モテて 苦労はしない 人に優しい そんな人生が最高である。

 

背に柱(座敷の床柱のこと) 前に酒 両手に女 懐に金  こうである。

 

そう願いたいが そうしたいが 庶民はそうもいかない。

そうもいかずに 苦難にぶつかったとき この言葉の意味をかんがえるだろう。

そうか なるほど と 思った時

一皮剥けた 人間が出来上がる。  本当の意味での 宇宙の本体そのものの

楽で楽しい人生が出来上がる。

以上 私見 であります。

老人の 戯言 お許しください。

スマホで撮影している人影は私