SIer転職で年収を上げるためのポイントを、種類別の年収差やおすすめの転職先、評価されるスキルとあわせて簡潔に解説します。
この記事の結論
-
上流工程・PM・クラウド・インフラなどの経験があれば、年収アップは十分可能です。
-
会社の種類(大手、ユーザー系、外資系など)や商流によって年収水準は大きく変わります。
-
自分の市場価値や適正年収を正しく知るには、転職エージェントの活用が効率的です。
年収が上がりやすい人・上がりにくい人の特徴
年収が上がりやすい人
-
要件定義や基本設計など上流工程の経験がある
-
PMやPLとしてプロジェクトの進捗・課題を管理した実績がある
-
AWS、Azure、Google Cloudなどの実務経験がある
-
大規模案件やプライム案件に関わった経験がある
年収が上がりにくい人
-
運用保守やテスト、資料作成などの業務が中心である
-
SESで案件を選べず、汎用的なスキルが積み上がっていない
-
職務経歴書の内容が単なる作業内容の羅列になっている
SIerの種類別 年収と特徴
| 種類 | 平均年収の目安 | 特徴 |
|
メーカー系 (富士通、NECなど) |
900万円台の大手あり | 事業基盤が安定。大規模案件や手厚い福利厚生が強み。 |
|
ユーザー系 (NTTデータ、SCSKなど) |
700万〜1,000万円超 | 親会社の業界(金融・商社等)の給与水準に影響されやすい。 |
|
独立系 (オービック、TISなど) |
700万〜1,000万円超 | 企業ごとの収益性や商流による年収差が大きい。 |
|
外資系 (日本IBM、アクセンチュアなど) |
800万〜1,100万円台 | 成果主義の色が強く、実績次第で高年収を狙える。 |
💡 あわせて読みたい参考記事
SIerエンジニアは転職できない?詳細はこちら
未経験でSIerに転職する方法はこちら
年収アップを狙える5つの転職先
-
大手SIer
今の会社が中小SIerやSES中心の場合、一次請け(プライム)企業へ移るだけで年収アップの可能性が高まります。プロジェクト管理能力が重視されます。
-
社内SE
事業会社のIT部門として、自社システムの企画やベンダーコントロールを担当します。働き方の改善と年収アップを同時に狙いやすい環境です。
-
ITコンサル
企業の経営課題やIT戦略に携わるため、給与水準が非常に高い傾向にあります。SIerでの要件定義や顧客折衝の経験をそのまま活かせます。
-
Web系企業
自社サービスを開発する企業です。モダンな技術(言語やフレームワーク)を扱い、実際にコードを書く実装スキルが求められます。
-
クラウド・インフラ領域
AWSなどの環境構築やインフラ自動化の需要は高いため、運用保守からのステップアップ先として最適です。
評価されるスキルと職務経歴書の書き方
転職市場で評価されるスキル
-
上流工程・要件定義の経験
-
PM・PLとしてのマネジメント能力
-
クラウド・インフラの実務経験
💡 スキルアップのための資格情報
SIer転職におすすめの資格はこちら
職務経歴書をブラッシュアップするポイント
-
担当工程を明確にする:単に開発と書くのではなく、設計や顧客折衝の有無を明記してください。
-
実績を数字で示す:チーム人数、プロジェクト期間、削減した時間やコストなどを具体的に記述すると説得力が増します。
転職エージェントを使うべき理由
自分一人で活動するよりも、エージェントを経由した方が年収アップの確度が高まります。
-
市場価値の客観的な確認:自分のスキルが他社でいくらになるかを把握できます。
-
非公開求人の紹介:大手SIerの上流ポジションなど、一般に出ていない求人を確認できます。
-
年収交渉の代行:内定前後などの切り出しにくい年収交渉を任せられます。
特徴別・おすすめの転職エージェント
-
レバテックキャリア:SIer経験を活かしたITエンジニア転職向け
-
TechGo:年収アップやITコンサルへの転職向け
-
社内SE転職ナビ:社内SEを専門に目指す人向け
転職前に確認すべき注意点
-
年収と働き方の優先順位を決める:高年収を求めるあまり、過度な業務負荷がかかるリスクも考慮してください。
-
一時的に年収が下がるケースもある:未経験の職種や、モダンな技術経験が浅い状態でWeb系へ移行する場合は、現年収を下回る可能性があります。
現在の会社での昇格可能性と、転職によって得られる市場価値を冷静に比較して判断することが重要です。











































