幼い頃から姉のために骨髄移植や輸血などあらゆることを強いられてきたがある日私の体は私のものと、移植の提供を拒否し親を相手取り裁判を起こす。
家族の病気と向き合い、死と向き合うことの難しさ、辛さ、大事さ、ありとあらゆる感情がごちゃ混ぜになりなりながら、逝く者と残された者の気持ちの葛藤がある。
割り切れない思いと、その生命への敬意。
生老病死は誰人も避けられない課題であるけど、直視せずに日常を生きていることが多いが故に、いざ突きつけられると狼狽え、無力感に苛まれる。
冷静を装いながらも心は感情的になっている。
死への答えなどないのかもしれないが、誰もが避けられないことなのだから目を背けることなく向き合い、考え続けることが残された者にとって意味を生むのかもしれない。