私のクロスハンド
[2008年02月24日(日)]


藍ちゃん のブログに概略を投稿しましたので、更に詳しくアップします。


フィールズオープン 、終わってしまいましたが、悔しいですね。

なかなか思うように結果が出ず、悩んで見えると思います。
最新のGDOの記事では、”ショットは復調したがパッティングに苦しんだ”とのことでした。
しかし、ショットもいざ実戦では、まだ本物になっていないようですね。


一昨年のウエンディーズチャンピオンシップから、今までに10日間程の試合を応援させていただいています。
例え小さな事でも、何か
藍ちゃん の為になることが出来ないかと考えて2つのことを実行してきました。
一つは気楽な気持で楽しくプレーしていただき、幸運の訪れを願って、手作りの折紙のイヤリングを差し上げました。
もう一つは、私も同じクロスハンドグリップを15年以上経験していますから、更にパッティングの腕を磨き、何かキーポイントを見つけたら教えてあげようと研究をして来ました。

1年半前に
藍ちゃん がクロスに変えたとき、「同じフォームになったから、藍ちゃん に負けないように・・・」と真剣に研究し練習してきて、自信を持てるまでになりました。
HC2桁の普通のゴルファーの私が、去年の最大の大会(シカゴ商工会内閣総理大臣杯)で3パット無しでプレーできました。

最初は
藍ちゃん と同じフォームを意識して真似てみましたが、その時は3パットが当たり前になってしまいました。
ホールに近づくにつれ、緊張すると、左手が全然言う事を聞かないと言う事が分かりました。
左手の甲を飛球線に向けて打つと、インパクトの瞬間に脇が開くためでしょうか、イメージしたように打つのがとても難しく感じました。
「こんな難しいフォームでパッティングする
藍ちゃん は、やっぱり凄いプロだな~。」と感心しました。





そこで、私はクロスハンドグリップの長い経験を生かして、私のクロスハンドパット理論と言えるまで、研究と技術向上を目指して取り組んできました。

”AI18パット”と勝手に名付けた内容は
1.いざと言う時頼りになるのは利き手
日本人なら幼少の時から箸を使って来た器用な手を授かっている筈です。自分の良いところは最大限に使いましょう。
イメージしたようにボールを打てるのはやはり右手です。不器用な左手に大事な事を頼んでも結果は出ません。

2.脇が締まる左手のグリップが決め手

クロスハンドグリップは左手の甲を飛球線の方向に構えるものだと決め付けていませんか?
左手にはボールを打つための役割を与えてはいけません、あくまで裏方でいてもらいます。
クロスハンドグリップで左手の甲を自分の体の方向に向けてグリップすると
「左の脇が閉まったままで、体と腕との一体感を保ったままの安定したストロークが出来ます。」
「バックスイングが制限されて、ショートパットのミスが防げます。」
3.左手と右手は鐘突きの撞木

撞木を吊っている縄と同じで、左手はパターを吊り上げて、右手のスイングの軌跡をガイドするだけでいいのです。
突き手の役割が右手で、弱く打つのも、強く打つのも、微妙な方向も全てを右手に頼ります。
右手だけで打つので、ロングパットは問題有りません。







60をとっくに過ぎた只のゴルフ好きが、自分のゴルフの為でも有るでしょうが、藍ちゃん を出汁にこんな事を考えています。
藍ちゃん が私の年になるまでには、まだ40年もゴルフが出来るのですから、焦らず本質を求めて1歩ずつ向上してください。

先ず、パットで自信を取り戻してください。そうすればショットの色々な課題は自然に解決されるような気がします。

この”AI18パット”をいきなり試すのが不安ならば、チームの誰かに試してもらってください。

「私はこれ(AI18パット)で世界一になりました。」と言う朗報を期待しています。