今回は
人様のマシンで散々転んで、
挙句の果てにお友達を轢いてきました… 滝汗
…という記事となります… (心から土下座…)




前回走行('20/6/21・カブカップ第2戦)では
1時間・80周を連続で(笑)走らせて頂き、
非常に実のある走行となりました。

この際に従来ベストを1秒ほど更新。
(39.173。 ほかに39.3が一周・39.6くらいが5周ほど)


こりゃ今回走行で一気に38秒台入れちゃう!?
…なんて欲も一瞬沸きましたが、
 数週間後に控えた第3戦は残念ながら出られません…
 (小学校のPTAが…(- -;))

なので今回は
・タイムは追わず、
・自分の走行時間は最少限に抑え、
・前回の良かった感覚を再確認する程度

…で、第3戦を走る皆さま優先。
 トラブルは避けて無難に走る『積り』でした。
(関係者の皆様へ…もし宜しかったら信じて頂けますと幸いです…汗)



さて8/1当日。

ちょうど梅雨明けとなったこの日は、
朝から路面ドライ。

時折強い日差しが出るものの概ね曇りで暑過ぎず、
しかもこの日はカート枠が無く一日走り放題。

ベスコンです♪


バーディー50(FR50・ゲコタさん号・#388本番機)
※ 前回走行から仕様変更は無しとの事です



バーディー50(BA14・こちらもゲコタさん所有)


一方、
こちらはさとゥさんチームの
メイト50(さとゥさん号・#386)



ほかにも
アニジャさん号(NSR50)



cocoさん号(ポッケベースの変態マシン)



まつやんさん号(チョイノリベースの変態マシン)



…も並んでいたりと
 なかなか賑やかな布陣です(^^)
※ 『変態』はもちろん褒め言葉です♪



さて。
今回はついにロガー持参で、
本番機であるFR50の方に取り付けさせて貰いました。


で。
走行開始です=3

最少限の周回で
前回の良かった感覚を確認だけして済ます積りでしたので、
様子見はナシで最初から勢いを付けて走ってみます=3

コースイン数周目で39.86とか。
(ポンダー装備なのでリアルタイムで確認できてます)

勢いだけでもなんだかんだ
39秒台が出るようになってきました。

一見、出だし好調っぽいです。

が、
前回感じられた
『前後を路面に押し付ける感じ』とか
その際の『前後の荷重の配分』とか
バンクさせる際の『縦Gから横Gへの受け渡し(?)』
…といった感覚がどうも希薄です。

腕に力が入ってしまっている感じは無いので、
コーナーにはある程度の勢いで入れてはいます。

が、
いまひとつ『荷重を感じ取れていない』雰囲気

があって、あともう一息が踏み込めない感じです。

もうちょっと周回すれば
感覚が掴める(前回の感覚が戻る)かな?
…って事で周回を続けます。

39.81がもう一周出てから39.67へ。

とはいえ感覚は変わらず…

で、
若干とっ散らかり気味です。
あと1コーナーの進入に躊躇がある気がします。
(前回改善した部分が戻っちゃいました…)

着座位置やシートに引っ掛ける部分の感覚が
定まらない感じもあって
膝を擦りながらリアブレーキを残す or 使う際に不安感があります。
(減速できてないので『曲げ』までの待ち時間が長いです)


そんな中、

1コーナーで転倒…(1コケ目)

リアをうまく使えておらず減速し切れてなかったのに
無理に帳尻を合わせて曲げようとし、
フロントが逃げました。

転倒の原因が判っていて、
かつ走行に支障のあるダメージはなかったので
復帰後もピットインはせずそのまま走行。

数周ののち、39.74。

コケても怯まない、
コケた分は取り返す
…くらいの積り
である程度のタイムに戻したものの、
 肝心の感覚の改善はありませんでした。


そのあと
転倒前と同じ39.66まで確認できたのと
このまま続けても根本的な改善は見込め無い気がしたので
一回目の走行を切り上げました。
(トータル15周くらい)

なんだかんだそれなりに暑いし…(笑)

 

あ、赤帯は転倒した周です…汗



2回目の走行。

身体が上手く使えてない感じもあったので、
この2本目は上体を動かす事を意識してみます。
(地蔵乗りがデフォなので…(^^;))

ですが
1本目でのいまひとつな感覚なまま
上体ばかり動かそう
としたせいか、
なんかちぐはぐな感じがします。
(ここは後述します)

前回の反省から
6コーナーは小回り気味で進入してみましたが
この2本目もリアが充分使えてなく、
バンクした事による減速に惰性で頼ってしまい
無駄に待ってる時間が長かった気がします。
(これも後述します)

ブレーキペダルの遊び量が多く、
右コーナーであまり踏めずにいたのですが(深く踏み込むと爪先摺っちゃう)
調整すれば良かったのにスルーしていたのも反省点です。

この無駄な待ち時間に焦れて
また帳尻を合わせようとして今度は

6コーナーで転倒…(2コケ目)



その時は必死でしたが、
こうやって書きながら記憶や考えを纏めてみると、
1本目の1コーナーでの転倒と全く状況が一緒です。

・リアブレーキ使えてない
・なので路面に押し付けられてない
(あとホールド不充分で荷重を感じ取れてない)
・必要な減速もできてない
(バンク中の抵抗だけで惰性な減速)
・待ち時間の長さに焦れて無理に曲げる
・コーナーの奥でフロント掬われる

なにやってんだか自分…



今回もマシン側のダメージを確認し
すぐ復帰=3

…の積りが、
 焦ってたのか立ち眩みか
 まさかの立ちゴケ…(3コケ目…)



一本目の転倒時よりも
ちょっと心が弱っていたので(汗)
もう転ばない程度に走行。

メイトを駆るアニジャさんを
コーナー2つくらい先に捉えつつ
タイム的には40フラ位で数周。

ギャップが縮むことは一切期待できませんが、
極端に離される事がない程度には走ろうかと。


が。

アニジャさん、
一旦ピットインを挟んだらしく、
いつの間にか真後ろに居ます。

好タイムが板に付いて久しいアニジャさん。
もちろん抜かれるのは時間の問題です。

今日の自分の調子からすると意地(笑)は張れませんが
後ろから勉強させて貰う良い機会です。

突っ突き合い効果(笑)で再び39秒台へ。(39.78)


なんていいつつ、
お互いヤル気満々♪ 
もう完全にフラグですねwww
※ ミッチー兄さん撮影動画からキャプチャ





予想通り1進入で刺され…



…るも、いちおう追撃体制。



2 ⇒ 3コーナーで離されます…
やはりここも遅いか…汗



無理ない範囲で、
でもなるべく離されない様に…!

…と思っていた矢先。



あ…! ((゚゚дд゚゚ ;))!!! 












 

※ 関係各位から掲載ご了承いただいておりますm(_ _)m



スピンしたメイト号が間に入ったので
アニジャさんを直接刎ねこそしませんでしたが
自分史上一番の衝突…滝汗

これで二本目終了…



マシンには外装などに相応のダメージが…
(ゲコタさん・さとゥさん、スイマセン…m(_ _)m)

私はといえば、申し訳ないくらいにノーダメージ。

アニジャさんもお身体は大丈夫との事でした。(ここは安堵…)


アクシデント的な要素はあるものの、
今日ここまで散々転んでいた経緯もあり、
私としては申し訳なさ度MAX…


が。

動画にはまつやんさんの大爆笑が…
※ 笑って頂いた方が救われますありがとうございます(^^;)


いちおう二本目のラップチャートを載せておきます。



気持ち的には完全に事切れてました(汗)が
少し走ってから終わらせておいたほうが良いよ
…というアドバイスを頂き三本目。

先ほど衝突させてしまったFR50の方は
ゲコタさんが確認走行(ダメージチェック)をなさっていたのと
万一これ以上本番機を痛めつけてしまっては切腹モンなので、
半年振り(?)にBA14の方に乗せて頂くことにしました。



もちろん今日はもう無駄に攻めません。(汗)

皆さんとお話している中で
色々とヒントやアドバイスを頂戴したので
それを確認すべく走行です=3

こちらのマシンはFR50と比較すると
車体・エンジンともにマイルドで安定感のある印象です。

バーディーに乗せて頂くようになった当初は、
こちらのマシンの方が好み(というかFR50はクイックで怖かったw)
だったくらいです。

このマシンも充分にタイムを狙える印象ですが、
この三本目はタイムは参考程度で、
●ちゃんとホールドを意識して
●ちゃんと着座位置と引っ掛けている部分の感覚と
●ちゃんと『荷重を感じ取る』

…事を最優先としました。


というか。

今日これ以上転んだら

マジ切腹な自分。


という事であくまで慎重に。


リアブレーキの効き具合(BAのほうが効く)の違いや
シートの違い(シートが高く感じる&ベース形状が違う)
とか、ステップの高さの違い(?)や
バンク量の違い(ステップ擦るのが早い)
はあるものの、順応はし易い印象(主観)です。

このあたりはやはりゲコタさんの
セットアップが素晴らしい
…という事に尽きると思います。

で。
着座位置

シートに引っ掛ける身体の箇所や引っ掛け方
シートを通じて荷重を伝える箇所

(≒路面への押し付け具合を反作用として感じ取れる!?)
や感じ方の確認
…に絞って走行してみました。


なお
ポンダーはFR50・BA14ともに取り付けて下さっており、
至れり尽くせりな状態となっております。m(_ _)m

タイム的にはFR50から1.5秒落ちくらいでしたが、
確認したいところは確認しつつ、
それなりの『ウキウキ感』を出しつつ乗れたと思います。

てかそう思いたいですw


最後にちゃんと(?)乗らせて頂いたお陰で
ヒト轢いて一日が終了(汗)…
…という終わり方は回避できました。(^^;)

ゲコタさん・まつやんさん、
ありがとうございました!m(_ _)m



≪振り返りというか反省というか≫

今回一番の反省は『ホールド』でした。

腕が脱力出来ていた時点で
ホールドは問題なし!…と勘違いして
それ以上意識していませんでした。

が、
自分にとってのホールドとは
確実な支点と作用点を確保する作業
…だったハズです。

具体的にいうと
●引っ掛けている部分と着座位置の感覚
(支点と作用点(面?)の確保)
●ちゃんと『荷重を感じ取る』
(作用点を確保しとけば反作用をちゃんと感じ取れるハズ)
…まで意識するのがホールドだった筈です。(あくまで主観です)

腕が脱力できていれば
最低限のホールドは成立していますが、
それはあくまで『最低限』で、
ホールドには『荷重を伝える・感じ取る』
という役割もある
…というイメージです。

これを失念していたのが
今回の不調&転倒の主因だったと思います。


『前後を路面に押し付ける感じ』とか
その際の『前後の荷重の配分』とか
バンクさせる際の『縦Gから横Gへの受け渡し(?)』
…といった感覚が希薄。

と一本目で感じた時点で、上記に気付くべきでした。


バーディー&富士カートの組み合わせだと
強い減速が必要な箇所は殆どありません。

唯一しっかりとフロントを握る1コーナー進入でも、
前後方向のGは0.3程度です。
(NS250R+桶スポ3進入の場合、0.6~0.7ほどあります)

腕の脱力だけで考えれば
非常にイージーな条件といえます。

『上記の意味でのホールド』
…がしっかり意識できていなくても、
 勢いだけで『荷重を作った気にはなれる』
 という条件だった気もします。


ボトム付近での『そろそろ限界かな?』
という従来の感覚をリセットすべく、
ボトムを落とし過ぎない事を意識していましたが、
今回はそれを『勢いに頼り過ぎた』
…という事にもなりそうです。

横Gは中型バイクでもバーディーでもほぼ同一で
1.0Gくらい掛かっています。

勢い頼みでも荷重は掛けられるけど、
(勢い頼み=ホールドが不充分で荷重の感じ取りが不充分)
限界が感じ取り辛くて一気にすっぽ抜ける
…という風にも感じました。


荷重の感じ取り(≒ホールド)
が不充分だったから
1コーナー進入で縦Gをさっさと横Gに変換
して『押し付ける』事が出来ていなかった。
(横Gとは書きましたが、実際にはバンクさせるけど曲げないで待つ感じ?)

曲げが設定できずカットイン気味で進入できなかった。
(カットインが偉いかどうかは判りませんが、
 今の自分の課題に取り組むにあたって必要なプロセスと思っています)


上体を入れようとしても
なんかちぐはぐな感じがして
曲げられない感覚があり、
コーナー前半での旋回に頼り気味でだったのも
ホールドが決まっていないのが主因だったと思われます。
(コーナー前半で曲げ過ぎという、従来の癖に戻った感じ…)

外から撮って貰った動画があったのですが
身体が入っておらず
まぁカッコ悪いこと悪いこと…(- -;)


最後にBA14でホールドを意識して乗ったときには
バンク量は遥かに少なかったものの
身体を入れて『ここで曲げる!曲がってる!』
…という実感が多少なりともあったので、
 やはりホールドは偉大!…という事になりそうです。


なんかまた『基本中の基本』
で躓いちゃった
気もしますが
●これも改めて意識するよい機会
●ステージが変われば『基本のレベル』も変わってくる

…と前向きに捉えておく事にします(^^;)
(じゃないと泣いちゃうのでw)

ホールドとセットで
ステップワーク
…についても、そろそろ意識しないとかもしれません。
(1立ち上がりから3までが遅い=切り返しが遅れ気味&ダルかも)

ちゃんとホールドできていて
ちゃんと荷重が掛かって(&感じ取れて)いれば、
積極的にステップワークを入れても
ショックなどが変な挙動を起こす事も無いと考えられます。



あ、あと
リアブレーキを多用する乗り方なので
そのあたりの調整にも気を配らないと。
…というのも今後意識しておこうと思います。
(リアを充分使えなかったのも転倒の遠因でした)



さいごに、
今回せっかくログデータを取ったので
今後への基準データ(?)としていちおう載せておきます。
(ずいぶん39秒台が並んでいますが、私のはごく一部。 ほとんどがゲコタさん走行時のものです…)





同じマシン、同じ条件で

人様の走行データと重ねれらる

…というのも貴重な機会です。


次回走行までに何が違うかとか
いろいろ見ておこうと思います(ΦωΦ)



それでは皆さま、よい一日をお過ごしくださいませ。