わたしが英語ができるようになったワケ ~その3~ | 「心とお金の言霊コーチ」佐藤文香のブログ

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時計フリーライター時代~英語を教える仕事へ
フリーランスで仕事をしていると自分の時間をかなり自由に調整ということもあり、これを機会に英会話を習い始めました。

でもとくに目的があったわけではありません
しいて言えば海外に行ったときにコミュニケーションが取れればいいな~、もっと外国人と話ができるようになりたいな~、という漠然とした理由です。

フリーライター時代の10年余りで3校の英会話学校に行きました。
学校を変えたのはそこが合わなかったからという理由ではなく、学校の経営母体が変わったとか、自分の住んでいる場所や生活が変わったからです。
わたしがその3校を選んだのは、先生はネイティブフリータイム制でレッスンに行きたいと思った当日でも予約が入れられるシステムだったから。ただし、これはあくまでもわたしの希望、基準なので、あなたのレベルや目的によって選ぶ基準は変わってくると思います。

1レッスン40分か45分で、たいていは2レッスン連続で取っていました。週1~2回はコンスタントに通っていたでしょうか。やはりある程度の英語に接する時間を定期的に持つことがすごく効果的だったと思います。

一時期、病気をして外出もままならない時があったのですが、テレビ電話レッスンというのができるということで活用しました。今はスカイプなどで家にいて簡単にレッスンが受けられますが、当時はこのシステムがかなり画期的でしたね。

そんなに高い目標を持って勉強したわけではありません。
でも、この頃の勉強で学生時代に理解しきれなかった文法的な問題も理解できるようになっていきました
例えば完了形や、could、wouldなどの助動詞の使い方など。微妙な意味合いの違いをネイティブ講師の視点で教えてもらえたのがよかったのかもしれません


この時に説明してもらった方法は、私も今の指導の中で使っています


あとは、先生や一緒に受けているほかの生徒さんが使った表現などで「それってどんな意味だろう?」「どんな時にどんなニュアンスで使うんだろう?」と思った表現やボキャブラリーは後でチェックして、自分も会話の中で使っていくことは意識していました

最初は本当にその程度のことしかしていませんでした。
でも、だんだん自分の英語力が上がっていく自覚もあり、もっとできるようになりたい! と思うようになってTOEICを受けるようになり、文法の勉強もするようになっていったのです

私の場合、あくまでも「英語をしゃべる“機会”を買っている」という意識でわりきって英会話に通っていたところもあります。
英語力をつけるにはいろいろな独学方法もありますが、私としてはやはりリアルに確実にアウトプットする場所が欲しい、という考えでした。
だから、英会話に通うことでガツガツして英語力をアップさせよう、という気はなかったです。


でもやっぱり、英語の勉強はアウトプットに尽きるのですよね。自分で声を出してみることがどこまでも重要。

だからこそ今のわたしがここまで話せるようになれたんだと思います。




そして、もう一つ私の英語歴にとって大きなきっかけがありました。
それは2002年の日韓ワールドカップ

某会場でメディアセンターのボランティアをやりました。
海外のプレスが集まる中での業務。もちろん英語は必須。
ボランティアをする人も、英会話講師をしている人、通訳や翻訳をしている人など“英語のプロ”が何人もいました。そういう人たちと一緒にいるなかで、私も「英語を使った仕事をしたい」という思いがわいてきたのです。

そこから私の英語の勉強はそれなりに気合が入ってきました(笑)。
最初は翻訳の勉強をしていました。そんな時たまたま子どもに勉強を教えるようになります。その楽しさややりがいにハマり(苦笑)、英語を教える仕事を本格的にやってみようと思ってそちらをメインにするべくシフトしていきました。

それなりの英会話学校で講師をしようとすると、やはり資格がモノを言います。そのためにTOEICが800点以上にしよう、英検準1級を取ろうと勉強したりもしました。
またせっかく教える仕事をするなら学校でも教えられるように資格を取っておこうと、通信大学で教員免許を取りました。
これだけのことを始めたのは35歳くらいから。教員免許を取ったのは42歳の時だったと思います。

でも、そんなに大変だったという思いはありません。
しいていえば時間のやりくりをすることがポイントになったでしょうか。
今はインターネット、podcast、スマホのアプリなど、便利で時間を効果的に使って勉強できるツールがいろいろありますからね。



だから、もう一つ大事なこと。
今、仕事で必要だから英語を習っている、という感じで苦労している人も多いかもしれません。「今さらやっても遅いんじゃないか…」と思っているかもしれませんが、大人になってからでも英語はいくらでも上達します

ゆる~くでもいいから続けること。
そのためには自分に合った、自分が楽しめる学習方法を見つけること。
アウトプット、英語を口に出す機会を作ること。


これさえやっていれば、どんな人でも大丈夫。きっと英語が話せるようになると思いますよビックリマーク