書く宿題を“作業”で終わらせない方法 | 「心とお金の言霊コーチ」佐藤文香のブログ

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わたしの住んでいる市の中学校ではどこでも、書く練習をするためのノートが宿題で出されます。

これが曲者(苦笑)。

毎日1ページ以上とか、●日までに〇ページ以上という形で宿題が出されます。
そしてこのノートの宿題はどのように評価されるかというと、
1どれだけのノートが埋まっているか(空白がないか)
2どれだけきれいに書いてあるか(色を使ってまとめているか、ということなのか?)
でA,B,Cなどとつけられます。

で、中学生たちがこのノートをどのようにやっているかというと、1の対象方は、例えば教科書の文章をノートに書いていて行の後ろの方が空いてしまったら、彼らはそこに何の関係もない単語を書き足したりして隙間を埋めます。ひどい(?)時は自分の名前を書いたりとか。
2の対処法は、とにかくカラフルなペンを使って書くだけ。日本語の部分に色を使うのはわかりますが、英語の部分まで色ペンで書きます。意味を考えて色を使い分けているわけではありません。



そして一番の問題は、彼らはただ英語を書いてノートを埋めているだけなのです。

このノートをやるのは、英単語や英文をを書けるようにするためのはず。なのに、ほとんどの子にとってはただの作業になってしまっています。
学校の先生たちにとってもこのノートを評価する方法が最初にあげたような方法なので、本当に生徒たちの身になっているかを考えてノートをチェックしている先生がどれだけいるのか、と思ってしまいます。


もともと、こんな宿題の出し方自体がおかしいと思うのですが(あせる毒舌ですいません)、決められていることなので、やらなきゃ仕方ない。
でもせっかく時間をかけてノートの宿題をやるんだから、ちゃんとそこで単語を覚えないともったいないビックリマーク

ということで、このようなノートの宿題が出る学校の場合、それを有効に活用する方法です。

メモ声を出して読みながら書く。
これを実践する人は本当に少ないのですが、これでつづりと発音の関連性が身についてきます。これを続けていくと、初めて見た単語の読みが予測できるようになります。フォニックスなんか知らなくても、これでOK(笑)。

メモ何度か単語を書いて「覚えたかな~」と思ったら、自分でテストしてみる。
前に書いた単語の部分を隠して、日本語の意味だけを頼りに書いてみます。それで間違ってたらまたいくつか練習してみて、またテスト。
その場合は続けて同じ単語や英文を練習するんじゃなくて、しばらく違う単語などを練習してから戻ってやってみたりします。
覚えられない単語や英文は、1回だけじゃなくて何日か後にも反復練習するのが大事ですね。


この方法、中高生の単語の勉強に取り入れてほしいのはもちろん、大人の英会話初心者の方にもオススメです。英語にまだ慣れてないけどボキャブラリーを増やしたいなあという方、試してみて下さい。

確かに時間はかかりますが、こういう学習方法でまずやってみるのが、一番の近道だと思います。