2023 立川 科学のひろば

7月23日から8月3日の間に、3会場、4日間の日程で11講座が行われました。

今年は過去最高の1000名を超える参加人数でした。

 

化石と鉱石

講師 木内和郞(立川教育振興会理事)

《化石コーナー》

原石から約30万年前の木の葉の化石を採集し、持ち帰りました。

《鉱物コーナー》

地球が創り出した太古のロマン、宝石の原石や珍しい鉱石をたくさん展示し、近くで観察、触ることもしました。

ブラックライト を当てて簡単な発光現象を確認する実験も!

 

「30万年前の葉のすがたを見ることもできたし、自分で化石をはっくつできたので、とても楽しかったです。」(小3)

 

「サファイヤとルビーが同じ元素ということにおどろきました。」(小6)

 

「はっくつがわくわくしました。」(小1)

 

水の科学実験

講師 高橋由蔵(立川・自然と科学の会会員)

水のいろいろな姿・性質・はたらきを観察し体験!

ペットボトルに竜巻をおこすなど楽しい実験をたくさんしました。

最後はNHKの大科学実験「カップは力持ち」にも挑戦!盛り上がりました。

 

「水の上に花をさかせる実験で絵がかけて楽しかったです。きれいにかけてよかったです。」(小4)

 

「ペットボトルをまわしたら、たつまきができてすごかったです」(小1)

 

「1円玉をうかせたり、うずまきをつくったりするのがおもしろかった。家でたくさんやって他の人にじまんできるようにしたいです。」(小5)

 

 

ラジオをつくろう

講師 堀野卓磨(小学校教員、立川・自然と科学の会会員)

身の回りに飛んでいる目に見えない電波について学びながら、はんだ付けという方法でたくさんの部品をつなげてラジオをつくりました。

自分で完成させて放送がきこえたときは、あちこちから歓声があがりました。

 

「最初は道具や機械を見てむずかしそう、と思ったけど、やってみると思ったよりも簡単で、お兄さんたちも上手に教えてくれたので、放送が聞こえたときがとても嬉しかったです。」(小5)

 

「ラジオ工作を通して、回路のことを学習できるいい機会たっだし、楽しかった」(小6)

 

「AMラジオとFMラジオでは音のきこえる仕組みが違うことがわかった。トランジスターの中には29個もの部品が入っており、熱に弱いこともわかった。」(中1)

 

お魚浮沈子でビーズ釣りゲームを楽しもう

講師 片江安巳(日本化学会フェロー、青少年のための科学の祭典全国大会実行委員長)

魚型醤油さしに絵付けをしてから、鍵型重りを付けて浮沈子にします。

水を満たしたペットボトルに輪付きのビーズを沈めておき、ここに絵付けをした浮沈子を入れて蓋を閉めます。

このボトルを左右から押すと...?

楽しいビーズ釣りゲームができました!

 

「ちょうせいがむずかしかったです。ビーズをつれてうれしかったです。お魚に色をぬるのがたのしかったです。」(小2)

 

「わごむをつるのがとってもむずかしかったけど、やっとつれました。楽しかったです」(小2)

 

「浮力の力は身近にあることをしってびっくりした。お魚の空気と水の調節は微妙にちがうと浮かなかったり、ずっと浮いていたりして、おもしろかった」(小4)

 

プラネタリウムで星座のお話と星座早見盤づくり

講師 坪内重樹(プラネタリウム解説員)

部屋いっぱいの大きなドームのプラネタリウムで星のお話を聞いたり、簡単な星座早見盤を作りました。

 

「せいざはやみばんをつくったのがたのしかった。プラネタリウムがみえて、うれしかった。」(小1)

 

「88個の星座がすごかった。へびつかいのはなしがおもしろかったです。」(小2)

 

「空にあんなに星があり、見え方や話がいろいろあると知り、子どもは興味をもったようです。すごい詳しくなくても、毎日見える身近な空のことを知れて興味を持ってくれてよかったです。」(小1親)

 

望遠鏡をつくろう

講師 中山 和人(立川科学教育センター講師、ダ・ビンチサイエンス教室講師)

レンズの仕組みを学んだあと、2枚のレンズを組み合わせて、長さ40センチの望遠鏡を作ってあそびました。

 

「どうして遠くでレンズを見るとさかさまに見えるのかがわかっておもしろかったです。」(小3)

 

「身近な物で理科の勉強ができ、5円玉のレンズもおもしろかったです」(幼児親)

 

「親も夢中になりました。光の屈折もむずかしい内容ですが、わかりやすく説明してくださりききいってしまいました。理科と工作がミックスされていて面白かったです」(幼児・小3親)

 

光であそぼう(LEDイルミネーションランプ)

講師 中山 和人(立川科学教育センター講師、ダ・ビンチサイエンス教室講師)

赤・青・緑3色のLEDライトを使って、楽しい光のあそびをしました。

そして、和紙にステキな絵をかいて、色が次々に変わっていく不思議なランプのできあがり!大人も夢中になりました。

 

「集中してがんばって色ぬりをした。きれいにできた。家でも別の絵でできるのがうれしい」(小1)

 

「絵を楽しく書けて色が変わる様子にワァーと声をあげてよろこんでいます」(幼児母)

 

「光の変化でイラストの変化もあり、親子共にとても発見がありました。」(小1親)

 

昔のけんび鏡~最先端の電子けんび鏡

講師 ・日本電子株式会社

   ・益子仁一(立川・自然と科学の会会員)

昔のけんび鏡の模型(レンズはビー玉)を作ったあと、最新の小型高性能電子けんび鏡で花粉、貝殻などを拡大して観察しました。

昆虫や花粉などを拡大した立体写真を見たり、スケッチしたり。

電子けんび鏡を自分で動かす貴重な体験もしました。

 

「ビー玉けんびきょうが作るのがかんたんで、でもすごく見えるのがすごい」(小3)

 

「ユリの花粉はコーヒー豆みたいな形をしていて、メロンみたいなもようだった。」(小4)

 

「スマホがあれば顕微鏡を作れるときいて、最初はうたがっていたのですが、やってみたら楽しくていろんな写真がとれました。ネコの毛を拡大してみてみると魚のうろこみたいでした。」(小5)

 

宇宙エレベーターロボットプログラミング

講師 遠藤颯太、関田伊織(科学教育センターOBOGグループ)

プログラミングロボットを使った実験キットで宇宙エレベーターロボットづくりとプログラミングを体験しました。最後にピンポン玉を運ぶ大会まで行いました。

 

「ロボットを作るのが楽しかった。練習のときはいろいろ工夫してカゴをつくり、ピンポン玉が入るようにしたけど、1個も入らなかった。でも試合のときにだけ入った。新記録!うれしかった」(小4)

 

「去年参加して楽しかったので、今年も参加しました。自分で考えて試しての繰り返しが好きです。できなくてイライラしてしまう時もあるけど、友だちがいて先生がいて、助け合えました。」(小5)

 

「最初はマニュアルをみながら基本を習得し、そのあと応用にて各々が好きなように考えて作れることが楽しかったです。チームで協力して最後に試合をするのも男の子は熱中して取り組めたようで、あっという間の一日でした」(小2親)

 

光センサーオルゴール

講師 奥門三千男(目黒区「中学生のサイエンスクラブ」講師)

光が当たると鳴りだすオルゴールをはんだ付けをしながらつくりました。

 

「光にあたると(音が)なるしくみがすごいと思いました。」(小4)

 

「ぼくは窓側において、朝になったらオルゴールがなる目覚ましにしたいです。楽しかったです」(小4)

 

「オルゴールの歴史、原理や光センサーが身近で使われていること、代表的なオルゴールの仕組みなどのお話がきけたことがすごく勉強になりました。製作は説明がわかりやすくとてもよかったです。」(中2)

 

科学体験あそびコーナー

講師 青谷典子(立川サイエンスひとネット代表)

 

ミニ空気砲、バランスのおもちゃ、ビー玉万華鏡など、科学の不思議さやおもしろさを体験できる出入り自由のあそびのコーナーを設置しました。

 

 

「空気の実験で的を自分で倒すのが楽しかったようです。他の講座の予約が取れなかったので、予約なしで参加できてよかったです」(幼児親)

 

「いろをぬって、くるくるまわすのがたのしかった」(小1)

 

「CDごまをつくるのがたのしかった」(幼児)

 

「息子はレオナルドの橋、娘は魚つりにハマっていました。こんなに興味を持ってやってくれるとは思いませんでした。出入り自由で参加しやすかったです。」(幼児・小5親)

 

 

 

 

 

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