立川の学校教育を考える会

9/26に第1回定例会を開催したので報告します。

 

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立川の学校教育を考える会

第1回 定例会 進行の流れ

 

1.あいさつ

 

2.立川市教育委員会 学校教育の指針について

 基本方針と基本施策

 【1】学校教育の充実

 【2】教育支援と教育環境の充実

 【3】学校・家庭・地域の連携による教育力の向上

 

 

3.参加者 

 ・自己紹介 

 ・参加の動機

 ・思っていることなど意見交換

 

4.次回の連絡

 

 

~*~* 参加された方の発言より抜粋 *~*~

 

教育指針を初めて拝見しました。

ぱーっとみて思ったのは書いてあることは立派だな、だけど本当に大事なのは中身で何をしているか、そこをもっと突き詰めてほしいと思いました。

研修ひとつとっても「立川の教員にはしっかり研修します」っておっしゃってますけど、その中身で大丈夫なのか?お忙しく頑張っている先生たちの時間を割いて研修しているのに、ただ話をきいて何も起こらない研修になっていないか、大変な先生の助けになる研修をするんだったらどんなことをすればいいのか、というところを突き詰めて考えて欲しいなと、(指針を)見てまず思ったところです。

 

一番大事なのは一人でも多くの子が楽しいと思って学校に行けること。

そのためには学校の先生たちがもうちょっと余裕があって、子どもたちに教えることが楽しいな、毎日接して楽しいなと思える環境をつくることがまず一番大事なことなのかな、と思いました。

 

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私自身8歳の男の子がいて授業参観や周りの話をきくと、枠の中にはめて、外れちゃった子も枠の中に戻すみたいなところが実感としてもあるので、そこは、枠の中に入れるんじゃなくて、広げていこうよ、違うやり方あるよね、という風に思うところがあるので、そういうところも今後みなさんとお話したいです。

 

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今、十小の学校運営連絡協議会のメンバーで、そこで先生の要件として、発達凸凹に療育に免許を持っている方とか、子どもの権利条例をちゃんと守って知っている人とか、発言することができました。

自分の周りのところでできることから発信していく事が大事かなと思っています。

 

 

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私は小学校6年間アメリカシカゴに住んでいて現地校に行っていたので、自分の子どもの授業参観で初めて日本の小学校を知りました。

なんでみんな日本の子たちはきちんと座って授業を聞いていられるんだろう、というのが不思議で、私のアメリカでの小学校は少人数だったので、人数が多いのがびっくりしたのと、(アメリカでは)全部机とか同じ方向に向いているわけではなく、ソファがあったり、ラグマットが敷いてあったり。

その公立の小学校は英語が話せない子も、耳が聞こえない子も通っている学校だったので、日本の学校はもちろんいい面もあるんですけど、堅苦しいなと思いました。

 

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学校教育の方針的なところも、ずっとこの4年間、見てきた中で、口ばっかりの取組みだな、と思いつつ、先ほどみた、主な取組みの項目一つ一つを見ると実は少しづつ、かすりながらやっている。やっていないことは、ない。全部やっているのが、これまでの流れの中で感じているところです。

これを何とか、現場で活動されている方が、ちゃんとやっているね、と具現化できればというふうに、これからの課題であり、私の公約にも入っているので実現していきたいと思っています。

まずはざっくばらんにフラットな感じで、今現在の立川市の教育を議論していきながら本当にいいものを作れればなと思っています。

 

 

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上の子が2年間、学校に行けていないという時期がありました。不登校だったんですけど、今年の春に二小の情緒支援学級に転校できて、そしたら2ヶ月足らずで復学できたんですね。

こんなに本人に合った環境があれば、毎日楽しい、って学校に行く姿を目の当たりにしている状況で、今までも教育には興味があったけど、本人にあった学校教育というのにすごく興味があって、耳だけ参加でもOKということだったので、勉強させてもらいつつ、自分の思っていることとか聞いてもらえたらいいな、と思っています。

 

 

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その他、部活についての話題がありました。

 

「小学校でがんばっているクラブ活動が中学校でない。

申し入れをしても外部講師の確保はできても、中学校で顧問2人を確保できないので新しく部活が設立できない、という回答。」

 

「顧問は本来は一人でもいいのだが、事情がある教員も多いので負荷を分散するために学校の状況によって2人で担当しているようだ。」

 

 

「小学生が中学生に向けてどういう部活に入るか、一番の希望みたいなところもあるから。どういう勉強をしたいかよりも、大きく考えている子も多い。

科学部というのもずっとやってきた人間だけど、市内でも私がいた六中とあと一校くらいしかなくて、わざわざ六中に科学部に入りたいから越境してくる子が出てきたりして。科学センターでも今、200~300人の子がやって、中学校でもやりたい、と思っても中学ではないから、一つ大きな問題になっていて、教育委員会も教育長も問題意識があって、まだ何とかなっていない。科学だけじゃなくて、いろんな分野で、今のバドミントンも小学校では活発だけど中学ではない、という、同じことが起こっているんですね。

地域とか連携してできたらいいですけどね。」

 

 

 

 

第2回定例会のお知らせ

 

2022年10月24日(月)13:00~14:00

オンラインZoomにて

 

前回(初回)は立川市の学校教育の指針について、

まとめたものを発表しました。

 

その中から次回は基本方針1「学校教育の充実」を

テーマにみなさんとお話したいと思います。

 

 

当日のZoomリンクや資料は「立川の学校教育を考える会」公式LINEで配信します。

https://lin.ee/NkpYCBt

 

※定例会は記録をとるため録画します。ご了承ください。

 

 

 

 

立川の学校教育を考える会についてはこちらをご覧ください

 

 

 

 

 

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