ガリレオ工房例会にて


東大の小幡哲士さんのオリジナル実験!


アルミは燃えない、と思っていましたが・・・


目の前で燃えて驚きました!








以下、小幡さんより



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アルミホイル(家庭用、厚さ10数μm)とアルミ箔(画材用、厚さ数μm)を燃やす実験をオリジナルの演示解説を交え、例会では4年半ぶりに紹介しました。

薄いアルミ箔は


酸素を充満させた瓶の中なら線香の火でも燃やすことが、



アルミホイルは


マッチの先(赤い部分、酸化剤)を粉状にして乗せて炎を当てると燃やすことができます。

ホイルの方法を薄いアルミ箔で実施したところ一瞬で泊が燃えてなくなります。

箔のほうの参考動画はこちら。
https://youtu.be/sxE_4ND6wVU


アルミ(Al)が燃える際は、激しく燃焼し、ジュワッという音とともに強烈な閃光が生まれます。


Alのもつ大きなエネルギーが光として出てくるのです。

燃焼を通して、Alは酸化Alとなります。

Alは酸化Alの状態で自然界に存在しているため、



アルミをつくるにはそれだけ大きなエネルギーが必要なことが考えられます。



そのため「電気の缶づめ」とも呼ばれ、リサイクルが義務化されています。

エネルギーを取り出す実験(=光や熱とかが派手な実験)では、

備長炭電池やテルミット反応や電流によるプラズマ化など(自分は電子レンジに入れて燃やしてます)

アルミを使う実験も多いです。






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《おまけ》


マッチ棒を先を黙々と刻む小幡さん




実験を披露するときは、華やかですが、


そのための準備は黙々と地道な作業ですね。


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