御朱印 その10『小野神社(矢彦神社)』≪長野県≫ | 文若の歴史と御朱印の旅

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歴史の名所を巡りつつ、御朱印集めをしています。
戦国と幕末が好きです。
中国史も「三國志」「史記」などなど・・・。

2018年10月21日


その10

◆『小野神社』◆

おのじんじゃ

■信濃国二之宮

◆御祭神

・建御名方神

 

諏訪大社と同じ御祭神ですキラキラ

建御名方命が諏訪へ向かう途中、

この小野の土地に

滞在していたことがある、

という言い伝えがあるようです本

 


 

諏訪大社が「一之宮」ということで

これは「二之宮」も行ってみよう、

と思いっ立ったのがキッカケです。

長野県の塩尻市にあります。

 

近くに住宅地があるため、

前回のブログで書いた

三嶽神社ほどでは ありませんが、

それでも森と呼べるくらい

自然豊かな場所にあります。

日中でも薄暗く、神秘的な雰囲気キラキラ

 

 

実は、ここの敷地内には、

もう一つの神社が建っています神社

「矢彦神社」です。

矢彦神社側の鳥居から入りました。

小野神社と比べると、

ちょっと寂れている感じは否めません。


 

もともとは

一つの神社だったのですが・・・

戦国時代、石川数正

飯田城主の毛利秀頼

小野盆地を巡って領地争いを展開!

豊臣秀吉の裁定によって、

「北小野」 「南小野」に分けられ、

その際に この神社も

二つに分けられたようです。

 

 

話が脱線しますが、

この毛利秀頼のことを少し。

全然知りませんでしたが、

『信長公記』によれば、

今川義元の首を取ったことで有名な

毛利新介の親戚(?)に

あたる人のようです。
豊臣政権時代には

10万石の大名にまで

上りつめた武将とのこと。

まだまだ勉強不足です・・・照れ

 

 

北小野の氏神が小野神社神社

南小野の氏神が矢彦神社神社

同一の場所に建っているため、

矢彦神社も北小野にあるワケですが、

南小野の「飛地」という扱いに

なったそうですびっくり


このとき既に矢彦神社も

建っていたのか

領地争いを機に新しく建てたのか、

調べた範囲では、その辺りが

分かりませんでした。

 

現在の住所でも、

小野神社は「塩尻市」

矢彦神社は「上伊那郡辰野町」

となっていますびっくり

 

 

実際に行くとわかりますが、

特にフェンスなどで

仕切られていることもなく、

歩いて数十秒の距離に

建てられています。

 

旧社格では同格扱いのようですが、

「信濃国二之宮」であるのは、

小野神社の方だけです。

 

 

前回のブログ

『其の九 三嶽神社』

書いた通り

宮司さんが小野神社も

兼務されていたため、

小野神社の御朱印は既に持っている

状態でした。

 

矢彦神社の方も、お参りした後に

社務所に伺いましたが、

どう見てもご不在の様子。

ダメ元でインターホンだけ

鳴らしてみよう、

と思って押したところ・・・

玄関のライトが点灯雷ガーン

インターホンじゃありませんでした。

 

矢彦神社の御朱印が

もらえなかったのは

残念でしたが、

今回の塩尻の旅は、

とても楽しいものになりました。