こんにちは。
歳のせいか、この頃昔のことを思い出すことが増えましたね。
それで、小中学校で毎週月曜日にあった朝会の校長先生のお話をよく思い出すんです。
昔は毎週月曜日の朝、授業前に全校生徒が校庭に並んで校長先生のお話を聴く、という朝会がありました。
当時の校長先生はインテリばかりで、そのお話内容が格調高い!
小学生相手に武者小路実篤の話を延々とする。
「心眼」とは心の眼のことで、それを開いてよく見なさい、と説教する。
中国の故事(先ず隗より始めよ)をとうとうと述べる。
などなど、いっぱいありました。
そして、校長先生の話、長い長い。
疲れてしゃがみ込む子もいたりして。
でも、校長先生には信念があるから気にしないで最後まで話す。端折ったりしない。
当時は早く終わらないかなぁ、しか思わなかったけど、心に残ってて、今頃その内容に納得しています。
胸の中に種をまかれて、今やっと芽を出したみたい。
生徒達と本気で向き合ってくれてたんだなあ、と思い感謝の気持ちが出てきます。
ホント、50年前のメッセージに感謝します。
校長先生達ありがとうございます。