いよいよあと8日で初日を迎えます『マニラ瑞穂記』
日々に進化していく姿に、期待も高まります。
本日の稽古場通信は、領事館の書記官である淡路役の武田知久よりお届けいたします。
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こんにちは。武田知久です。
猛暑の日々はいつの間にか落ち着き、秋の気配が感じられてきました。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
本番が近づいてまいりました。
遠い国、みたことのない時代に生きることの厳しさを感じながら、稽古を重ねております。
さて今回は、年近いキャストの方々をご紹介したいと思います。
左から、鈴木結里さんと小谷俊輔さんです。
おふたりとも今回が劇団本公演デビューとなります。
鈴木さんは“からゆきさん”のひとり、もん役です。
あつい思いをもったヒロインぶりがとても素敵。
人をよくみておられて、彼女のおかげで稽古場が明るくなっています。
小谷さんは独立運動の志士、平戸健三役。
私にとってはいままで観たことのない小谷くんです。
やさしい美男子ということで、大変な人気です。
掛け値なしに言いまして
このおふたり、大注目だと思います。
真摯で鮮烈な俳優たちを、ぜひ観にいらしてください。
武田知久
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文学座公演
『マニラ瑞穂記』
作:秋元松代 演出:松本祐子
2022年9月6日(火)〜20日(火)
信濃町・文学座アトリエ
チケット好評発売中!!
公演HP:http://www.bungakuza.com/manila/index.html