昨日、神宮外苑では3年ぶりの花火大会が行われました。
花火は夏の風物詩。
そしてアトリエでは、これまた夏の風物詩である蚊取り線香の香りが漂うなか、順調に稽古が進んでいます。
本日の稽古場通信は、“からゆきさん”のひとり、いち役の下池沙知よりお届けいたします。
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こんにちは。下池沙知です。
8月も半ばを過ぎいよいよ初日が近づいてきました。
既にご観劇予定をしてくださっている皆様ありがとうございます。
ご検討中の皆様、是非観に来ていただきたいです。
この座組みメンバーで創作する舞台、見所は満載だと思っております。
この戯曲は全ての役がとにかく濃いです。ソース味、塩分控えなし。この表現は古いのかしら、どうでしょう…?笑
稽古初日に演出の松本祐子さんが出演者にくださった資料の中に、この戯曲の初演時のパンフレットの作者のことばがありました。
「マニラはすぐ隣りの土地で、明治三十年はつい昨日のことである。」
私にとってこの言葉はパワーワードとなっています。
稽古中、隣の席の武田知久くんです。
6月の公演『田園1968』に出演されていました。隣りでガチャガチャうるさい私といつも穏やかに話してくれます。私は舞台上で武田くん演じる淡路書記官と台詞のやり取りをする場面はないのですが、淡路さんと女達の関係性も面白い見所の一つだと思っています。
下池沙知
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文学座公演
『マニラ瑞穂記』
作:秋元松代 演出:松本祐子
2022年9月6日(火)〜20日(火)
信濃町・文学座アトリエ
チケット好評発売中!!
アフタートークの回、夜割の回が人気です。
お早目のご予約お待ちしております!!