先日、衣裳合わせを行いました。
『昭和虞美人草』は、1973年が舞台。
台本上に衣裳の細かな描写も多く、台本を読んだ時から人物の想像がとてもつきやすくて、演じる俳優側からすれば、人物を捕まえる上でとても助かりました。
そもそも夏目漱石の『虞美人草』も服装などの描写が細かくて、やはり服装は人物を表すものだなと思うのですが、今回『昭和虞美人草』も衣裳にこだわっております。
もちろん1973年を舞台にしているので、小説『虞美人草』とは違うのですが、小説の描写が反映されている部分、そうでない部分、色々ありますのでそこも楽しみの一つになるかもしれません。
立ち稽古では、俳優はそれぞれ本番に近い服装を着て稽古をするものですが、やはり衣裳合わせで着た衣裳を見ると、まだまだこの芝居は変わっていくだろうなと思いました。
早く衣裳を着て稽古をしてみたいです。
小野清三役 植田真介
文学座公演
『 昭和虞美人草 』
作:マキノノゾミ
演出:西川信廣
【出 演】
早坂直家、植田真介、斉藤祐一、細貝光司、上川路啓志、
富沢亜古、伊藤安那、鹿野真央、髙柳絢子、平体まひろ
3月9日[火]→3月23日[火]
会場:文学座アトリエ
一般前売開始 2月17日(水)
[地方公演]
3月27日[土]~29日[月]
会場:可児市文化創造センター
今回、客席は50%程度での上演となるため、すでに前売はほぼ完売状態です。
『昭和虞美人草』は映像配信もございます。
全国どこからでも視聴期間内でしたら時間を選んでご覧になれますので、是非配信でのご視聴もお願い致します。
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