出演者インタビュー!
どうも!はじめまして!
今回のインタビュアー、南拓哉です!
今回インタビューしたのは、一期後輩の準座員一年目、伊藤安那さんです。
───今年からめでたく文学座入団ですね。おめでとう!どんな女優になりたいですか?
伊藤 台本に書かれていない、言葉だけではなくて、空気で芝居が出来るような女優になりたいです。
──志高いなあ!芝居以外の特技とかありますか?
伊藤 書道が得意なんです!小学校から高校までやってて、師範段位までいきました。
書を書くのも、観るのも好きです。
──意外!!
伊藤 人の字って性格出るんですよ。女性でも男っぽい字を書く人は、やっぱり男らしかったり。
──さて、文学座公演は初出演だけど、稽古はどうですか?
伊藤 先輩方の演技の細かさや、その日その日で違うものを出してくる応用力とか、とても勉強になります。
──全く同感!今回の目標みたいなのはありますか?
伊藤 今回、役者の力量がそのまま出てしまうセットなので、舞台上で存在出きるように頑張ります!
──今回の役、光子はどんな女性だと思いますか?
伊藤 芯が強くて、本当は忍耐力があって、とても思いやりがあると思います。私とは全然違う。。
──主人公のかの子は、愛人と夫と共同生活するけど、安那ちゃんはできますか?
伊藤 出来ない!疲れちゃう!私、何人も同時に愛せないんで。。
──多分そういう人がほとんどだよ(笑)
伊藤 私がかの子と出会っていたら、一平や成松、柴田と同じく、サポートしたくなると思います。
──確かに、常識を越えているのに、何故か魅力的な人だよね。
伊藤 自分に正直に生きた人だからだろうなあと思います。何をしても許せてしまうかわいさもある。
大人になればなるほど、現実とか、しがらみが増えてきて、自分に正直に生きるなんて出来なくなってくると思うんですよ。
かの子は、幸せな人だと思います。
この時代(大正ー昭和初期)の女性はみんな強かったと思います。今ほど自由のない時代に必死に生きようとしていた。
今は男女関係なく、自由があって、逆に女性が弱くなってる気がします。楽な方へ逃げたり、時代に甘えているようにも思える。
作品を通して女性の強さを感じて欲しいです!
──ありがとうございました!
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