昨日に引き続き、
今日は10月28日(金)の昼公演終演後のアフタートーク出演者を紹介!
10月28日のアフタートクはのテーマは
ずばり「水上勉の素顔に迫る!」です。
文学座では処女戯曲作『山襞』('66)をはじめ、『海鳴』('67)、
『飢餓海峡』('72)、『五番町夕霧楼』('75)、『雁の寺』('80)
という傑作を残してきた水上勉。
ほかにも文化座、地人会、青年座、前進座など
たくさんの劇団と交流し、多くの戯曲を残した稀有な作家でした。
今回はそんな水上勉さんの作品に数多く出演し交流してきた2人の俳優に
演出の高橋正徳が迫ります。
先ずは、同じ新劇団の仲間、文化座からのお客様
劇団文化座代表・佐々木愛さん。
水上勉が文化座に書いた作品
『越後つついし親不知』('82)で紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞したほか
『停車場有情』の一人語りの会を開催するなど縁が深かった。
以下、劇団の公式プロフィール。
【佐々木 愛(ささき・あい)】
女優。東京都生まれ。劇団文化座代表。
新劇俳優協会会長。日本劇団協議会顧問、日中文化交流協会常任委員。
私立和光学園高校を卒業後、劇団文化座に入座。
1963年『土』でテレビにデビュー。
1966年、映画『仰げば尊し』でNHK映画賞最優秀女優賞、1978年、『サンダカン八番娼館』で文化庁芸術祭優秀賞を受賞。1983年、『越後つついし親不知』おしんの演技に対して紀伊国屋演劇賞個人賞受賞。
主な舞台に『荷車の歌』、『天国までの百マイル』、『あかきくちびるあせぬまに』、など。
本年3月、28年ぶりの再演『三婆』・9月、カナダ演劇『びっくり箱』に出演。
著書に「劇場のそとで」「愛、夢ばなし」(教育史料出版刊)がある。
そして文学座から金内喜久夫が参加。
文学座では『山襞』『飢餓海峡』『五番町夕霧楼』などに出演したほか
地人会でも水上作品に数多く出演。
ともに有数のベテランとして劇団だけでなく演劇シーンを牽引するお二人に
今回の作品、そして水上勉の素顔に迫りながら
水上勉作品を上演し続ける意義について語っていただきます。
企画事業部