『コーヒーと恋愛』

2ステージ上演されてみますと

物語に新劇が出てくるせいか

アトリエや、そこにいる俳優やスタッフ

そしてお客様にも

馴染みやすい演目のようで。


既に何十ステージも

こなしてきたかのようなこなれ感があり


不思議な芝居だナァと感じております。



この演目は

今回、照明プランを担当している

阪口美和さんの発案で企画されました。


(明かり作り中の美和さん)



企画を練り始めたのは2017年の秋。

あれから4年半。


時間に関しては

通常の倍以上かけております。



山あり谷ありの道のりでした。


『コーヒーと恋愛』も

コロナの影響を受け

延期された演目なのですが


延期の決定は演目発表の前だったため

ひそやかでした。


私は美和さんと

誰にも訴えられない悔しさを

必ずや、面白さに変えて

舞台表現に昇華させてやろうと

誓い合いました。



そういう経緯もあるものですから

こうして開幕できるありがたみも

ひとしおです。



美和さんは、照明オペレーターとしても

公演を見守ってくださっています。



美和さんの照明デザインのおかげで

舞台やアトリエ自体が

びっくりする程魅力的に見えます。


ご来場のお客様

どうぞ照明効果にもご注目ください。




全ステージ

真心こめて上演いたします。





五戸真理枝