にちようびの文具 -8ページ目
担当営業と駅で待ち合わせして
あるお宅に向かう。
どうして今回のお宅は
営業と一緒に行くのかはわからない。
道案内してくれるから楽でいいけど
なぜだろ…なぜだろ…なぜだろ…
「これから行くお宅は今回初めて
家事代行をご利用されるんですよ
ウフフ」
えっ!それは新規客ってことでは…
ウフフって笑ってる場合じゃないよ~
新規客は正直言って怖い。
なぜなら、めっちゃ期待度が高いからだ
予感的中〜!伺ったお宅はとてもキレイに
整えられていて、家事が得意な奥様のよう。
すでに期待で目がキラキラ
営業同行でますます期待高まってる…
これは地味に辛い。
ハウスクリーニングと違って、
家事を代わりにするだけだから
ピカピカってとこまではいかない。
このままでは「家事代行こんなもんかい
」
になってしまう!どうしよう~
ハッ!そうだ!
こういう時は、換気口掃除
ここ、意外とやらない人多いんですよね。
(脱衣所やトイレの天井のところです)
脚立を借りて掃除するだけでも
一気にプロっぽくなる(笑)
どうってことないことなんですけどね…
思った通り、
一度もやったことがないようでした。
ちょっとはアピールできたようです。
その後も家事代行の依頼が来てるようで
最初に担当した私としては
ホッとしているところです
よかった、よかった
ということで、まだまだ修業は続きます。
案外と早く来ましたよ。
「男性一人暮らし
」宅のお仕事が。
その時はスタッフ2人体制だったから
NG出した私もOKとされたようです。
新しい立派なマンションの一室。
綾野剛を一般人にしたような感じの方。
「洗濯機回すんで、終わったら
干してもらえますか?」
「ハーイ、わかりましたー」
あっ!パンツ入ってる…
洗濯の仕事はその時が初めてだったので
ちょっとドキドキしました
「寝室の掃除もお願いできますか?」
「ハーイ、わかりましたー」
快調に進む仕事。いい感じだ。
って、えっーーーーーーーー
ごみ箱に入ってるアレ…
それもしや男の人が使うアレ?
急ぎゴミ袋にIN
私は何にも見てませんよ~
まあ、お客様も
このぐらいおおらかでないと
他人を家に入れる家事代行なんて、
頼めないだろうな~とは思います。
ホント、ビックリしましたけどね
スルースキルっていうのか、
見ない、言わない、聞かないってのも
家事代行の仕事には必要のようです。
ということで、まだまだ修業は続きます。
今は暑いから
想像できないかもしれないけど
冬はめちゃくちゃ寒かった。
あれは年末の頃。
お正月休みに入った会社には門松。
スーパーは買い物客で賑わってる。
もういーくつ寝るとお正月~♪
その時、私は屋上にいた。
寒いっ!風吹いてるし!
屋上にちょっとしたサンルームがあって
窓ガラスが全面壁のようになってる。
めっちゃお洒落だよね!素敵だよね!
中にはエアコンもあるし最高だよね!
でも私は客じゃなく窓拭きでして…
しかもこのガラス、
長いこと雨風にさらされて
表面がザラザラ水垢みたいな感じに
なっちゃってる
私、マジックリンみたいな洗剤と
ごく普通の雑巾しか手元にないんですが…
これでどうしろと…
全然キレイにならないですよ
「全然やってないっ
」てクレームきたら
どうしようと焦って何回も拭いたんですけど
ま〜ったくダメ。
今だったら他に解決策考えるんですけど
(時間がなくて~スミマセーン
とか)
仕事始めたばかりの頃って、とにかく
必死だったから凍えながら頑張ってました。
今となってはいい思い出ですね。
その時の担当さんとは
それがきっかけで名前覚えてもらって
のちのちお仕事でお世話になっていきます。

