不祝儀袋の選び方
貴方が参列する葬儀・告別式は、どの宗派で行われるのでしょうか
不祝儀袋(香典袋)の選び方も、それによって違いが出てきます。
包む金額によっても違いが出てきます。
そんな不祝儀袋(香典袋)の選び方をご紹介したいと思います。
不祝儀袋にはのしはつきません。
(祝儀袋にはのしが付いています)
水引きは結び切りです
(解くのが難しいため人生に一度きりにしたいお悔やみごとに使います。)
水引きの色は白×黒、白×銀、銀×銀、白×黄(関西)などがあります。
水引きの本数は、2本、4本、6本など偶数。5本×2束で10本の使用も許されます。
金額に応じた不祝儀袋を選びます
3千円~5千円 袋に水引が印刷されたタイプの簡易不祝儀袋
1万円~3万円 黒白の水引、双銀の水引をかけたもの
数十万円の高額 桐箱入りの菊の水引 大金封
黄白の水引
黄白の水引は精進潔斎を表す京都御所作法とされています。
これは、京都や北陸地方で寺院へのお布施や法事の際に利用される水引で
最近では関西地方でも広く用いられるようになりました。
しかし、葬儀や弔問の時に包むお香典には、やはり相応しくありません。
葬儀が黒白、法事が黄白、祝儀が赤白。
四神相応の道理で、白は西を指します。
黒は北で、悲しみの黒から、下の黄色に進み、南の赤に進化する過程を示します。
黒→黄→赤への進行です。
葬儀から、七日七日の中陰を経て、赤に晴れて行くのです。
通夜や葬式では黒白を使い、法事で黄白を使用して、紅白が祝儀事に成っています。
不祝儀袋の裏は下の見本のように上が外側に出るようにする
不祝儀袋(香典袋):仏式
白無地、もしくわ蓮の絵柄が入った不祝儀袋を用います。
水引は、白・黒または双銀の結びきり。
もしくわ、あわじ結び(あわび結び)です。
不祝儀袋(香典袋):神式
水引は、白1色・白黒または双銀の結びきり。
もしくわ、あわじ結び(あわび結び)です。
不祝儀袋(香典袋):キリスト教
白無地、もしくは花の絵柄や十字架がプリントされた袋を用います。
水引は用いません。
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