高校時代の友人が今度、イタリアの料理店を開店することになりその祝賀会に招かれました。
どうしたらいいのか教えてください ?
開業・開店・開院祝い の 基本的なマナー
開業祝い、開店祝い、開院祝い
いったい、いつ贈れば良いのでしょうか ?
披露パーティーやオープンイベントが開催されたり、祝賀会に招かれている場合には、当日持参するようにします。
祝賀会等がない場合でも、オープン場所に足を運んで応援の気持ちをお伝えしたいものです。
基本的にはオープンの一週間前から当日の朝までにお贈りします。
遠方などでオープン前後に直接足を運べない場合は、基本的には開業の知らせを受けたタイミングで準備を始めオープン一週間前から当日の朝までにお祝いを郵送でお届けできるように進めるとよろしいでしょう
開店・開業祝い を贈る場合の のし紙、熨斗袋・お祝い金額の目安などはどうしたらいいでしょうか
開店・開業祝いののし紙は、水引は紅白蝶結びで、のし紙の表書きはお店の場合は祝御開店、会社の場合は祝御開業とします。
クリニックや医院などの開院の場合は祝御開院
熨斗:つける
のし紙下のお名前は、差出人様の「氏名」や「会社名」を入れるのが一般的です。
複数人でお贈りする場合は、のし紙の下のお名前を「連名」としたり、「○○一同」「○○」などとします。
開業・開店・開院祝いを現金で贈るときの開店・開業祝いの相場はいくらぐらいでしょうか
一般的に5000円~5万円程度で、相手との関係性により金額が変わります。
友人・知人の場合は5,000円~30,000万円程度で、仕事上の取引先の場合は10,000円~50,000円程度が一般的です。
個人的に深いお付き合いのある方など、親密さによっては若干多めにお贈りする方もいらっしゃいます。
下記の目安をご参考いただき、日ごろのお付き合いの度合いや贈り主様のお気持ちを考慮されてはいかがでしょうか。
開店・開業祝いのタブー
火災や経営不振を連想させるマイナスイメージはNG。
「火事・火災」を連想させる、赤い色・灰皿・ライター・アロマキャンドル・暖房器具や椿の花などの赤い色の花や、「傾く・倒れる・壊れる・落ちる」を連想させる鳥の絵画などは避けたほうがよろしいかと思います。
開店・開業祝いに品物を贈る場合は何がよろしいでしょうか
お花や植物をお贈りする場合は贈り先様の業種や好みに合わせた「鉢植え」「縁起物」が定番です。
開店・開業祝い には「縁起物」として、「お店が根付く」といった意味をもつ胡蝶蘭・観葉植物などの鉢植えをお贈りするのが一般的です。
胡蝶蘭は「幸福が飛んでくる」という花言葉や店内や店外を華やかに彩る豪華な美しさと、手入れのしやすさ・香りや花粉が ほとんど出ないなどの理由から、会社や飲食店のお祝いにとてもよく選ばれています。
また、観葉植物(グリーン)も、インテリアとしての役割はちろん、目に優しいグリーンが癒し効果をもたらしてくれるため、オフィスはもちろん、ネイルサロン・アロマ・美容院・マッサージ店・カフェ・病院など幅広い職種に人気です。
名入れ札(立て札)で、店内外へしっかりとアピールできます。
また、鉢植えギフトは、しっかりと贈り主様のお名前(会社の場合は社名・役職・個人名)の入った 「名入れ札(立て札)」をお付けするのが一般的です。
名入れ札は、贈り主を知らせる役割はもちろんのこと、広告・宣伝効果も期待できます。
花・観葉植物の特徴
カラー種類別の特徴をご紹介いたします。
白い胡蝶蘭は、
新しいスタートを意味します。オフィスから店舗までどのような場面にも安心してご利用いただけます。
ピンク胡蝶蘭は
お店やオフィスを優しく華やかな印象にしてくれます。女性の活躍する職場にもおすすめです。
イエローの胡蝶蘭は
温かみがあり元気な雰囲気で場を明るくしてくれます。飲食店などへ印象的な贈り物をされたい方に最適です。
グリーンの胡蝶蘭は
目にも優しく癒し効果もあるグリーンは、どんなシーンにもマッチしてくれます.
花以外ですと、 「商売繁盛」の気持ちを込めて「招き猫・花瓶」などの華やかな置き物や「時計・食器」などの実用的なインテリアがよく選ばれています。
皆で分け合えるお菓子・ドリンクやカタログギフトも人気です。
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