日本の最高の賞状って何?
日本国家が発行する賞状です
よくテレビなどで見かける 皇居において天皇陛下が自ら手渡されるあの厳粛な叙勲です。
叙勲とは何ですか?
国家や公共事業に功労のあった人に勲等を授け、勲章を与えることです。
叙勲の対象となる人達とはどのような人達ですか ?
生涯をささげてある活動や研究に専念し著しい功績をあげるなど長い間にわたる努力が国家レベルで評価をされた人々に与えられます。
叙勲の中にも位があります。
我が国最高の勲位とされているものは大勲位です。
以下、勲一等から六等まであります。
大勲位(だいくんい)
国家・社会に勲功のあった人を賞するための栄典のうち勲等の最高位のものです。
大勲位菊花章頸飾(だいくんいきっかしょうけいしょく) 及び 大勲位菊花大綬章があります
大勲位菊花大綬章
大勲位菊花章頸飾
現在、皇族の他に存命で大勲位菊花大綬章を叙勲されている日本人は中曽根康弘のみです。
大勲位菊花章頸飾の「頸飾」(けいしょく)とはくびかざりのことです。
頸飾である日本の勲章は大勲位菊花章頸飾のみです。
大勲位に叙せられた者に賜る勲章
瑞宝章(ずいほうしょう)
勲一等瑞宝章
具体的には「国及び地方公共団体の公務」または「公共的な業務」に長年にわたり従事して功労を積み重ね、成績を挙げた者を表彰する場合に授与されます。
明治25年(1892年)7月19日、広瀬宰平(住友総理事)
渋沢栄一(第一銀行頭取)
古河市兵衛(足尾銅山経営者)
伊達邦成(北海道開拓者)
の4人が、「民間人」として初めて勲四等瑞宝章を受章しました。
それまでは勲章は国家のために尽くした者、つまり官吏にしか授けられなかったのです。
瑞宝章(ずいほうしょう)は 勲一等~勲六等まであります。
瑞宝大綬章(ずいほう だいじゅしょう)
瑞宝重光章(ずいほう じゅうこうしょう)
瑞宝中綬章(ずいほう ちゅうじゅしょう)
瑞宝小綬章(ずいほう しょうじゅしょう)
瑞宝双光章(ずいほう そうこうしょう)
瑞宝単光章(ずいほう たんこうしょう)
旭日章(きょくじつしょう)
旭日大綬章
社会の様々な分野における功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた者を表彰する場合に授与します。
内閣総理大臣などの職にあって顕著な功績を挙げた者を表彰する場合に授与されます。
旭日章(きょくじつしょう)は 勲一等~勲六等まであります。
旭日重光章(きょくじつ じゅうこうしょう)
旭日中綬章(きょくじつ ちゅうじゅしょう)
旭日小綬章(きょくじつ しょうじゅしょう)
旭日双光章(きょくじつ そうこうしょう)
旭日単光章(きょくじつ たんこうしょう)
宝冠章(ほうかんしょう)
宝冠大綬章の副章
その授与対象を女性に限定した唯一の勲章で、勲章制度の男女均等を図った栄典制度改訂後の現在でも女性のみに授与されるものとなっています
一般の叙勲に於いては宝冠章は運用されておらず、現在では日本の女性皇族に対する叙勲と、国家元首や皇族・王族などの公式訪問の際に行われる、外国人に対する儀礼叙勲に限定して運用されています。
宝冠章(ほうかんしょう)は 勲一等~勲六等まであります
宝冠大綬章(ほうかんだいじゅしょう)
宝冠牡丹章(ほうかんぼたんしょう)
宝冠白蝶章(ほうかんしろちょうしょう)
宝冠藤花章(ほうかんとうかしょう)
宝冠杏葉章(ほうかんきょうようしょう)
宝冠波光章(ほうかんはこうしょう)
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