セルリリースに先駆けて先月先行配信されたTVアニメーション版「ケムリクサ」エンディングテーマ「INDETERMINATE UNIVERSE」。
リリース直後に歌詞の一番、エンディングで使用されている部分の考察めいたものを試みてみたのが、配信より1週間後の02/27でした。
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歌詞考察:「INDETERMINATE UNIVERSE」
で、漸く時間的・精神的な余禄もできたのでさくっと2番も自分なりに紐解いてみようかと思います。
明日の第10話を観ちゃってからだと、先ずそれどころじゃ無くなっちゃうでしょうしね(;'∀')
では、始めます。
あ、後最初に申し上げますが私は自主制作版の設定、それも全話フル版では変更されたラボっぽい場所での謎の男性研究者?と「さいしょのひと」と思しき人物のシーンなどの要素もテレビ放送版にも生かされているとの前提で考察をしております。
故に畢竟、それを踏まえた上での読み解きとなります事を何卒ご了承下さい<(_ _)>
歌詞1番では冒頭、我々視聴する側の傍観者的視点で頭の第一節を語った後、わかばの元となったと思しき男性研究者が地球再生の為の悲壮な覚悟を以って、新たななエコシステムの根幹となる世界樹的なものへと変貌。そしてそれを知った「さいしょのひと」が想い人の助けとなるべく、過酷な環境に適応する為に自らを分割。「木」と共生しつつ地球を再生へと導かんとした、のだが・・・
というのが前回の妄想でした!
うーん、なんか夢見る中二病患者の読書感想文チックで素敵('ω')
で、それを受けての2番となりますが。
歌詞1番の出来事から2.000年後?
TVアニメ本編の登場人物の心情を語ったものだと私は解釈しました。
近い未来 さえ僅かな
糸 手繰るよな
ものだけど もう止まれない
不確定 UNIVERSE 今
誰の為
赤虫・赤霧に脅かされ、更に生命を維持する為の水の確保さえままならなず明日さえ定かではない、さながら細い糸を手繰るような絶望と背中合わせの日々。
この何もかもが不確定な世界で、自分たちは一体何の為・誰の為に、この終わりの見えない生きる為の日々を続けているのか・・・そんな感じでしょうか?
もう二度と
奪われないようにと 誓うけど
それでも
再びこの身 戦場に投じ続け よう
ここは分かり易い、気がします。
これまで妹を・姉を奪われてきたりん・りつ・りな等、残った姉妹達。
それぞれが互いを労り慈しみながら、お互いを守るべく再び戦いへと赴く決意をした・・・という。
多分、第1話で残り少ない水でこのまま静かに終えるつもりだったのを、りなこちゃんの死を賭してた水の確保と、わかばくんの出現を機に、心安らぐ生活を得ん事を目指して「再びこの身 戦場に投じ続け」る覚悟をしたという下りのように膾炙しました。
僕らは惑い 声を荒げた
覚めない夢の中で
そうさ あるかも分かんないよな
答えが 欲しくて
「僕ら」とあるので、わかばくん視点での姉妹を含めた心情の吐露、かな。
姉妹すら自身達の存在意義など考える余裕すらなく生存競争を余儀なくされている日々の中、生れた?ばかりで自分自身すら理解できていないわかばくん。
果たして彼と彼女らの求める答えはその先にあるのか、はたまた・・・
君が遺した 幽かなものを
抱きしめた この手に
どうか 明日を
ここは様々な解釈が可能な分、逆にこれはという明確な事を言い難い部分ですね。
先に亡くなった姉妹達の遺してくれたもの・・・りんにとっては視覚といった感覚、そしてマフラーグローブスカートのような直接身に着けて継承したもの。後は例のお位牌もそうかな?
あと、りくねぇがどんくさかったり・・・といった楽しかった記憶や思い出も勿論でしょう。
それらを「この手に」「抱きしめ」明日へ向かおうという決意を謳った、という感じでしょうか。
・・・この「君」というのが、りんにとってのわかばくん。或いはわかばくんにとってのりん、なんて解釈をすれば、かなり辛い展開があり得そうで怖かったりしますが(-_-;)
未来を 信じたくて
扉を 叩けば
夢か幻か 芽吹いたものが
抽象的・暗喩的な表現かと思われます。
こっ恥ずかしい解釈をさせて頂くとしたら、絶望的な状況下で信じて足掻き続けた果てに、希望の「芽」を見い出した・・・そんな処のような気がします。
20190315追記:
アニメイトタイムズのりん役小松未可子さんのインタビュー中の「INDETERMINATE UNIVERSE」について以下の様な言及があるのを今更ながら見つけました。
小松:Dメロに好きな言葉があって、ここで来たかと。「芽吹いたモノ」が何なのか、皆さんにも想像してほしいです。Dメロまでは過去のことを歌っているけど、Dメロで一瞬、今になってというのがいいんですよね。オチサビはもともとドラマチックになるので好きなんですが、さらに意味のあるDメロになったなと。このフレーズにどんな意味があるのか、皆さんに感じてほしいです。
また最近になって追加された、りつ役清都ありささんのインタビュー中にも、
清都:Dメロの「未来を信じたくて 扉を叩けば 夢か幻か 芽吹いたモノが」とラストフレーズの「報われるその日まで 嗚呼」とセットで。Dメロまではもがき苦しんでいた心情だったのが、Dメロから一気により強く前を向いていく進んでいこうとするところが好きです。
僕らは願い 夢を繋いだ
見えない霧の中で
なのに 世界は嘘だらけ
決意揺らいで
君が残した 優しい歌を
見失わないように
どうか 明日も
冒頭の「僕らは」が「僕らが」になっている部分以外は同じですが、1番は過去の男性研究者と「さいしょのひと」の心情を謳ったものだと推察しましたが、多分こちら2番は劇中の姉妹+わかばくん視点なのかなと思います。
或いはわかばくんと姉妹達の母体である処の男性研究者と「さいしょのひと」を全て含めた心情なのかとも思えます。
うん、やはりこの物語。2000年越しのラヴロマンス・・・
・・・だと良いなぁ(*´▽`*)
20190315追記:
昨晩ふたばで見つけて、tでの元発言を確認致しましたのがこちらですが、
成程、「なのに世界は嘘だらけ」。
人工的に再構築された世界であれば距離感の矛盾も問題ありませんね。
でも仮に、そのような場所に新たな生命の種子として蒔かれたのがりん達姉妹や各種虫達やみどりちゃんで、さながらPC上での「ライフゲーム」のような感覚で傍観者が居るのだとすれば、報われない話過ぎて辛いですね・・・
報われるその日まで
嗚呼・・・
多分私のみならず、先行配信版を購入して聴いた人ならば須らく感動・感涙した締めだったと思います。
イントロだとばかり思っていた箇所に歌詞を入れる。
しかも「報われるその日まで」だなんて。
そりゃ、涙も湧くってもんです。
ていうか、今でも車の中とかでリスニングする毎に目が潤んで困っていますし・・・
ともあれ、わかばくんとりん・りつ・りなちゃん達、現在限定生存中のりょう・りく・りょく達。
後勿論「白ヌシ」くんや他の虫たち、更にできれば現在敵対している赤や青といった陣営とも共存共栄していける安寧の日々が迎えられることを切に願いたいものです。
よし、取り敢えず終了です。
ひょっとしたら1番と纏めて再upするかもしれません、しないかもしれません。
ともあれ今晩はいよいよたつき監督の「狼煙」の上がる日ですね。
まぁ正直、あの狼煙からはあまり重要な情報は得られないのが常ではありますけど(;´∀`)
それでも明日の本編を待つまでの渇きを癒す一助にはなりますしね。
まぁ明日の本編が何といっても待ちどおしいのは必定ではありますけどね!
20190315追記:
これもアニメイトタイムズでのりつ役清都ありささんのコメントですが、
清都:またボカロ(ボーカロイド)が歌っているところもアカムシの機械感につながっているようで。今回、私たち3人で『ケムリクサ』バージョンとして歌うことも、もしかしたら何かの伏線につながるのでは? とか。
・・・という事はやはり、赤虫もまたあの環境下で辛く苦しい日々を送っていて救済を求めている。いや救済されるべき存在・・・という事にもなるのかな?
ともあれ、今回一部引用させて頂いた「アニメイトタイムズ」のケムリクサ関連記事、考察/冷奴班としては見逃せない内容です。
恐らくCD発売日の3月20日には、りな役鷲見友美ジェナさんのインタビューも乗ると思われますので、今後も注目です!
2019 03/20追記
歌詞の間違いを訂正。
それに伴い、考察の一部に「打消し線」を入れました。
うーん、結構良い冷奴と思ってたんだけどなぁ(^^ゞ
