こんにちは! 文道弟子です。

 

11月15日と16日に、ナーランダ出版さんと文道の協賛でライティングレイレスブートキャンプが開催されました。

「書くこと」の基本から、会社で役立つ文章スキル、実際にライターの仕事につながる知識までを詰め込んだ贅沢な2日間……!

朝10時から夜7時まで、まさにブートキャンプのようなスパルタプログラムでした(笑)。

2日間やり終えた参加者のみなさん本当に猛者ぞろいだと思います。これだけのプログラムを消化して、なおかつ宿題もやって……達成感を感じていただけたのではと思います。

かくいう私は1日目しか完全参加できなかったのですが、1日終えただけでお腹いっぱいでした(笑)。

 

 

使ってなかった脳が活性化! コミュニケーション能力も高める文章ワーク

 

1日目は、「文章の書き方」、「インタビューの仕方と情報収集」、「見出しの付け方」、「プロフィールの書き方」を藤吉先生と小川先生が解説しました。

(本人たちは『先生』と呼ばれることに恥ずかしさ満載みたいですが、弟子なのでそのまま先生呼びしますおねがいハート

 

二人とも現役プロライターなので、実際に仕事に生きているスキルの数々。

私もライティングのお仕事をさせていただいていますが、見落としていたことや忘れていたことなど、仕事人としての姿勢も含めて、いちいち背筋が伸びるお話ばかり……反省です。

 

解説の後に、実践としていろいろなワークがあったので私も参加者のみなさんに混じって挑戦しました!

インタビューでは、相手の話をよくよく聞かないと記事にできないので、普段初対面の方とお話しする時とはまた違った緊張感と脳の部分を使った方が多かったのでは?

興味を持って聞いてみると、相手の思いがけない側面が見えてきてさらに知りたくなってくるなとあらためて実感。また、ぐっと相手との距離が縮まるので楽しいワークでした。

 

驚いたのは、参加者のみなさんのそもそものセンスの高さ!

インタビューからの紹介文発表では、それぞれの参加者さんたちの個性あるエピソードが散りばめられていました。私は案内係をしていましたが、最初の少し緊張した対面時からはガラリと印象が変わり、一人一人に親近感が!

そして、見出しの付け方ワークでは、みなさん次々とオリジナルタイトルが出てきて、それも個性が見られてとても勉強になりました。

 

 

自分の強みは自分が一番気づいてない⁉︎ プロフィールづくりで個性の棚卸し

 

最後のプロフィールの書き方では、自分の得意なことや個性だと思うことをたくさん書き出し、参加者同士で共有。その個性の中でも自分以外の人が興味を持った項目を選んでもらい、その項目について紹介するワークを行いました。

このワークも、後ろのスタッフ同士でこっそり参加。

時間を決めて自分の個性を書き出すのですが、これが意外に出てこない! 時間ギリギリまで頭をひねり、苦し紛れに「魚のイラスト、さまざまな魚介類の描きわけができる」とか「竹林が実家にある」とか、もはや個性なのかわからないことも書きました。

 

書いた項目を互いに見合い、興味があるものにチェックしてもらったところ、苦し紛れにひねり出したことに意外に反響が……!

小川先生も話していましたが、「自分では当たり前すぎて個性であることに気づかないことが多い」ということを実感しますね。そして、実はその気づかないほど当たり前にできることが「強み」であることが多いということです。

ついでに、返ってきた自分の個性のメモ用紙に、「からあげを作るのが上手い」と書き加えられていました(笑)。ありがとうございます。気づかなかった個性大事にします(笑)。

 

 

豊かな人生を送るコツは、実はちょっとした心がけ

 

「愛語」という言葉を藤吉先生と小川先生が度々口にしていましたが、これは仏教用語で「人々を救いに導く実践行の1つ。他者に対して心のこもった言葉をかけること」とあります。

今回、たくさん「書くこと」について学びましたが、参加者のみなさんと書くことを通じて距離を縮められたことのベースには、この「愛語」があったと感じました。

相手の話を聞き、相手に対して質問する、そして自分のことを話す・書くことはすべてコミュニケーション。

そして、相手や自分を互いに深く知るには、あたたかい言葉と姿勢があることが前提として必要だということに気づきました。

 

書くことは日常生活の一部であるからこそ、文章力を持っていて損はないです。

一方で、日常生活に「愛語」の精神を持つことで、文章力だけでなく人との関係も充実したものになるのではないでしょうか?

ぜひ今回学んだことを普段の生活でも生かしていきたいと思います。

 

 

2日間一緒に参加されたみなさん、本当にありがとうございました!

 

文道弟子/石崎彩