テルマエ・ロマエ I /ヤマザキマリ


古代ローマの若き建築技師
ルシウス・モデストゥスは苦悩していた。
仕事は頭打ち、妻とは口論が絶えず、
安息を求める公衆浴場はやたらと騒々しい…
浴槽に身を沈めて
静寂を愉しんでいたのも束の間、
危うく溺れかけたルシウスが目にしたものは
なんと昭和の面影を色濃く残す日本の銭湯!
ひょんなことからタイムスリップ能力を身につけた
ルシウスの明日はどっちだ!?

「テルマエ・ロマエ」。
耳馴染みのない、覚えにくいタイトルですが
要はロマン風呂はあとのことなんですね。(えー)

世界に誇れる日本の風呂文化。
コレを読むと以降、湯船に浸かったり飲食するたびに
主人公ルシウスの口調で
「うまいッ」だの
「玉子にすごく合うッ!」だのの
モノローグが聞こえてくるようになります。

単行本にはO村編集長の
取材中のお姿も収録されているので
パパンのファンは必見だ!ハート
(O村さん、その節はカニありがとうございました)
(結局アルバートオデッセイ外伝はどこに消えたんだろう…)