調べたら先週土曜からやっていたので、松坂屋にはせ参じました。
あさイチでしたが、まぁまぁの人出?ちょうどいい感じでした。
(撮影スペースなので、人間が入る空間がありますが…ちょっと変な感じですいません)
かこさんは、科学者としての視点から物事を見て、自身が出征をして戦地に赴いたという罪を重く感じ、子どもたちに明るい未来を築くべく、いかに苦心・創造されたのかがよくわかりました。
もちろん「だるまちゃんとてんぐちゃん」は有名ですが、その他にも、秀吉が作らせた墨俣一夜城についての詳細なイラスト入りの絵本、虫歯のメカニズムに関し、絵でわかりやすく紹介した「ハハハの話」
そしてウクライナの絵本「てぶくろ」を翻訳し、この絵本にインスパイアされ、ご自身が手袋に集まるかわいい動物たちを書いたイラストも展示されており、感心しました。
ミロのヴィーナスなど、彫刻についてちびっ子にわかりやすく説明した絵本(実に13年かかったそう)や、有名な画家(北斎・ミレー・ゴッホなど)の絵を模写して説明した「うつくしい絵」など、その功績は幅広く。
日本人にないがしろにされ、土地を取り上げられ、悲惨な目にあったアイヌの兄妹の話も絵本にされていたとのこと…。
学芸員さん?に聞いたところ、晩年で裕福になっても倹約する心を忘れず、下書きなど油紙を使ったと言うことからも、お人柄が伺えました。
まだスタートしたばかりのイベントなので、かこさんが気になる方はぜひ一度ご覧ください。
私には知らないことだらけ。まさに目からウロコ🐟でした(笑)
追伸:出発点は、子ども用のお芝居を仕事をしながら手伝ったことだそうで。貧しい家庭の子供を応援するような活動が、かこさんのスタートラインだったようです。
だるまちゃんはロシアの「マトリョーシカ」にヒントを得て、絵本シリーズを開始したとのこと、なるほどね!そういえば似てますよね(笑)
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