タカトシの盟友(札幌よしもとのほぼ同期)である長谷川雅紀さん(向かって左側)

前のコンビから知っていましたが、新たに渡辺隆さんと組んでまさかM1で優勝するとは!

まず2020年のM1で堂々4位、ネタを見て面白いな~と素直に思ったんですが(ひいき目抜きで)去年はさらにパワーアップしているのを感じました。かなり忙しく露出も多くなっていた中で、ネタをより多くの人にわかりやすくブラッシュアップしたのもわかりましたし。

 

私は個人的には去年はオズワルドに優勝してほしかったのだけど…いかんせんオズワルドは一回戦のネタでベストを出し尽くしてしまった感がありました。

 

審査員のコメントを聞きつつ泣きそうになっていた伊藤君、「いやまだ泣くのは早いよ」と内心ツッコミつつ、でもここでマックスだったら決勝戦どうなるんだ?と不安がよぎったのも確かです。

 

そしてその予感は当たり、オズワルドは残念ながら決勝ではトーンダウンしてしまったように思います。結果圧倒的なアホネタ(誉め言葉です)を披露した錦鯉の優勝と相成りました。

 

坊主頭の長谷川さんは50歳、静かにツッコミ入れる渡辺さんは43歳、コンビとしては決して若いと言えない二人。お笑いの道を志しながら、その道は極めて険しかったはず。アルバイトを続けながら、親の反対を受けながら…それでもあきらめなかった二人の夢がついにかなったのでした。

 

審査員までもらい泣きしたM1ラスト、視聴者も思わず涙した方が多いんじゃないでしょうか?

おじさん二人が抱き合う姿を見てこんなに心動かされることはそうそうないと思います(笑)

 

昨日夜オンエアされた「情熱大陸」この番組で漫才師が密着されることはかなりレアなので、名誉なことだと思います。番組スタッフはM1で優勝する前から取材しており、彼らの可能性に賭けた

そこも素晴らしいですよね。

 

M1優勝後、彼らはタカアンドトシに報告に行っていました。(タカトシは長谷川さんが売れない時代、食事に連れて行ったりお金を貸したりと面倒をよく見てたのだそうです。長谷川さんの面白さは昔から知っていたそうなんで「いつか売れるといいな」とずっと思っていたんだろうな)

 

「あれは…すごかったな」と静かに喜びをかみしめるトシさん…

「隆のおかげだよ、この素材誰も生かしきれなかった」と。年齢は7歳渡辺さんが下ですが、その隆さんがしっかり長谷川さんを下支えしてるんですよね。

タカさんは「北海道の番組に連絡して、二人をゲストに呼んで話したいって言った」と。
これはおそらくジンギス談というタカトシのレギュラー番組だと思いますが、スケジュール取れるかな~?

こう見ると角度のせいか、タカさん…痩せた??

 

最後祝杯を水入らずであげていた二人が映りましたが、学生のころ間違って普段は押しちゃいけない緊急用のボタンを押してしまった長谷川さん、急にシヤッターが閉まって驚いたと言います。

それに対して渡辺さんは「ボタンがあれば押せばいいんだよ。押しちゃいけないボタンも押してみればいいんだ」とポツリ。この言葉がなんとも大人の余裕というかカッコよくて…。

このコンビはこれからもきっと大丈夫だと思いました。若いころからの知り合いじゃないけど、

固い絆で結ばれている。

 

またこの二人のやり取りをテレビで見ていたと思われる、かまいたちの濱家さんが「渡辺さんカッコいい!」とつぶやいていたのも印象的でした。

 

 

いやはやじ~んと来てしまった昨日の放送でした。TVerで16日の23時24分まで見られますので、よかったらこちらご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

少し前に単発でやったオールナイトニッポンも面白かったのでよろしければ。