今年最後の映画収め…ということで、選んだ映画は「キングスマン:ファーストエージェント」です。ちょうどポイントがたまったので無料で見てきました。
前2作が大好きだったので、それにコリン・ファースが出ていたので見たのも大きかったんですが、今回は「キングスマン」とタイトルがついていても、ほぼ別物と思っていいと私は思います。スパイ組織キングスマンの誕生まで描くので、スターウォーズでいうところの「エピソードゼロ」になるんですかね?
だけどアクションシーンのスケールの大きさや、ハラハラドキドキ度合いは前の2作以上だし、その割にクスっと笑いたくなる場面もあって(笑)緊張と緩和のないまぜ感も最高だと思います。
レイフ・ファインズは本当にいつもどこか悲しげで愁いを帯びた表情がいいっすよね。
(これから見たい方はネタバレ注意)
レイフ演じるオックスフォード公は最愛の妻を亡くし、男手ひとつで息子を育て上げます。
成長した息子・コンラッドは戦地におもむくことを熱望するものの、心配なオックスフォード公は、息子をどうしても戦地に行かせたくない、しかし…
まぁこの辺にしておきましょうか。レイフが落ち込みまくってアルコール依存症になっているヨレヨレの姿はある意味「萌え」ましたよ。だけど立ち直るきっかけの言葉がいいんだな~。
それを発するのがコンラッドの教育係・ポリーで、彼女が一見クールで無愛想なんだけど仕事ができるオンナでカッコいい。静かな情熱を持っているのだ!
そのほかオッサン同士でそんなことやる~?的な闘いのシーンもあり、きちんとしたアクションシーンなんだけど、ちょっと悪趣味で笑えるんです。
この真ん中のおどろおどろしい男性は実は僧侶らしい。怪演でした👏
あとは私的には吹奏楽部で演奏したこともあるチャイコフスキーの「1812年」が作中で2回使われていて。カッコいい曲ですが、また使われ方がよかったんだなぁ。シビれました。
ちなみにこの曲です。