大草原の小さな家を引き続き見ていますが、今のコロナウイルスのような状況をウォルナットグローブの町を襲う回が出てきました。
トウモロコシ粉の袋にネズミが侵入し、ネズミに付着していたノミから感染する「発疹熱」と作中では表現されていましたが…。そのトウモロコシ粉を使っている家庭から次々に感染者が出るのでした。
最初は感染者の家が距離が離れているので、ベイカー先生も理由がさっぱりわからず。
次々出てくる患者たちを急きょ教会を救護所にして手当てにあたります。父さん(チャールズ)も先生の応援に。しかし自分自身も感染の可能性があるかも?と家族や知り合いにも近づこうとはしません。
徹夜が続く日々。家にもパンをもらうために一時立ち寄って中には入らず、そのまま立ち去るのでした…。
とにかく高熱が出てうなされるという病気らしい。氷を使ってひたすら患者を冷やしている場面が印象的でした。ついに親友のエドワーズさんまでり患してしまい絶句する父さん…。
そして彼は気づくのです。「わかったぞ!あのトウモロコシ粉(安い商品だから多くの人が買っていた)を使っている家庭の人たちが感染しているんだ」と。チャールズの考え通りで、その後感染は終息し、街は落ち着きを取り戻します。
今回のコロナはもはや世界中に感染が広がっており、規模も大きいので終息まではまだまだ時間がかかりそうですけどね。ウォルナットグローブのように平和な日々が一日も早く戻ってくることを祈ります。