今、共に話題の人・中村獅童と小栗旬の映画を見てまいりました。
獅童or旬ファンらしき女性、中年男性、原作のファンと思われる
若い男性とパカッと客層が割れてるようでした。

獅童さんってのはちょっと変わった役をするとうまいと思うんだけど
今回もキレてましたね~得体の知れない怖さ。
十三(小栗)の別人格を獅童さんがやってるんですが
最初は顔もほとんど判別できないような映し方なのに少しづつ露出が多くなって。
徐々に存在がでかくなる別人格ってのがよくわかりました。

アフロが似合ってたかビミョ~な石井智也、ヤンキーママが堂に入ってた吉村由美
(派手メイクじゃないとかわいかった!)
あっと言う間に殺されてしまった三池崇史など見所は満載でした。

普段は温和な人間ほど、いったん憎しみの心が芽生えるととんでもないことになる。
積もれば積もるほど甚大なパワーになるのですなぁ。
十三が小学校のとき、いじめっ子に勇気を持って立ち向かっていたなら
大人になってからの復讐劇は起こらなかったんだろうけど。

むむ・・なかなかエグイ映画でありましたね。
鑑賞記念ステッカーもらったけどどうしたらいいのやら?

獅童さんはこの映画について「イメージが悪くなる」とさかんに心配してて
「役者が何を言ってるんだい!」と内心突っ込んでたんだけど
この役ならそう思うわな~(^^ゞ